特集
カテゴリー
タグ
メディア

大切な人と同居生活を始める前に読んでおいてほしいこと

大切な人と同居生活を始める前に読んでおいてほしいこと
もうすぐ彼氏が私のアパートに引っ越してきます。私はずっと一人暮らしで、誰かと一緒に住んだり、銀行口座を共有した経験はありません。同居生活を始めるにあたって、どんなことに気をつけけたらいいでしょうか?

まずは、おめでとうございます! 同居に踏み切れたのは、ふたりに信頼関係があるからでしょう。しかし、どれほど親しい相手でも、毎日一緒にいると、知らない面が見えてくるもの。心の準備をしてください

関係性も今まで通りにはいきません。お金や時間、空間、エネルギーを共有することになるからです。

お金のことを決める

お金のことを決める

お金は重要なポイントです。ある統計によると、パートナーと揉める一番の原因はお金だそうです。生活費の分担方法をしっかり話し合っておきましょう

お互いの全財産を大きな容器に入れておき、そこからすべての支払いをするカップルもいます。このやり方の利点は、家計全体がクリアになり、予算を一元化できることです。ただし、生活必需品からつまみ食いまで、お互いのすべての買い物がオープンになってしまうのが欠点です。

全部の買い物情報を共有したくない場合は、共有口座を作って、生活費に使うお金を積み立てる方法があります。毎月それぞれ一定額を共有口座に振り込みます。それとは別に個人口座も持っておけば、些細なことでケンカせずに済みます。

共有口座を作るのが面倒なら、「Splitwise」のようなサービスを使って生活費をワリカンしましょう。Splitwiseは、パートナーや友人間でのお金の貸し借りを管理、決済できるサービスです。使い方は簡単。支払い情報、支払いを立て替えた人の名前、ワリカン方法を入力するだけ。支払い総額や、貸し借り状況も表示してくれます。「誰にいくら貸してるのか」がひと目でわかり、PayPal経由で精算もできます。

先にどちらかが立て替える必要があるし、ワリカン手続きも面倒ではありますが、はじめての共同生活なら、共有口座や大きな器方式よりもリスクが少ないはずです。とにかく、お金を共有するのは、ただ一緒に住む以上のコミットメントが必要なことは覚えておきましょう。

個人的なスペースを確保する

個人的なスペースを確保する

個人的なスペースを確保する方法も話し合っておきます。キッチンの棚をどう使うかだけではありません。同居生活を始めると、お互いに独りになれる場所が必要なことに気づくでしょう。仕事に集中したり、好きな映画を見てリラックスしたりするスペースです。

ベッドルームが余っていれば、オフィスやくつろぎのための個室をひとつ確保しましょう。賃料が高い地域では、余分の部屋を持つのは難しいかもしれません。一軒家を探すなら、少し予算を足して部屋に余裕がある物件も検討しましょう。とくに、パートナーが内向的な人の場合にはおすすめします。

部屋に余裕がない場合は、「並行遊び」の精神が平和を保つヒントになります。子どもの遊びに関する言葉ですが、相手と同じ部屋にいながら、それぞれ個人的なこと(一人遊び)をしている状態をいいます。

会話がなくてもコミュニケーションは成り立ちます。別々のことをしていても、近くにいてお互いが心地よいならそれでOK。つながりを感じながら、それぞれが個人的なことに取り組めます。

パートナーための時間を計上する

パートナーための時間を計上する

時間もお金と同様「予算管理」が必要です。大切な人と一緒に暮らすなら、相手に合わせて自分の時間を使う必要が出てきます。時間をお金のように扱って、破産しないよう時間の「出費」を管理してください

Googleカレンダーでお互いのスケジュールを確認し合いましょう。「Cozi」のようなサービスを使えば、スケジュールのほかに、買い物リスト、家事の分担なども管理できます。クロスプラットフォームなので、あなたがAndroidで彼氏がiPhoneでも、問題ありません(もちろん、WindowsでもMacでも)。

そしてなにより大切なのが、家の外でパートナーと過ごす時間を持つこと。家で一緒にいるのが楽しいと、デートの必要を感じなくなります。しかし、それが停滞への第一歩なのです。退屈なルーチンにはまり込む前に、定例デートの日程をあらかじめ設定しておきましょう。デートを定例化するのは少し色気が足りない気もしますが、問題が起きる前に手を打つほうがよいのです。

家事を公平に分担する

家事を公平に分担する

ほぼすべてのカップルに当てはまる問題があります。自分が「してあげたこと」よりも相手から「してもらったこと」の方が少ないと思い込むことです。これは「自己中心性バイアス」の一種です。

簡単にいえば、自分に都合のいいことだけを覚えている傾向のこと。「してもらったこと」よりも、「してあげたこと」ばかりを覚えていて、相手に不満を感じるのです。本当に相手は「してくれていない」のでしょうか?

この問題に対処するには、「60/40ルール」が役に立ちます。相手に60%してあげたら、40%の見返りしか求めないようにします。認知バイアスを相殺するのは、これくらいがちょうどよいバランスです。少しだけ自分のほうが多くやってあげるように心がければ、揉め事も減っていくでしょう。

家事の分担を公平にするのも大切。前述の『Cozi』のような家事管理ツールなどを活用してください。

大切な人と一緒に暮らすことは、より多くを共有することです。お金、空間、時間、エネルギーの予算管理を見直す必要があります。ふたりで現実的な話し合いを持ち、ツールを活用して個人の境界線を守りつつ、コミュニケーションができるように常にオープンでいるよう心がけてください。

Eric Ravenscraft(原文/訳:伊藤貴之)

Photos by Rhett Sutphin, and Mr. Thomas.
swiper-button-prev
swiper-button-next