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大切な人を泣かせないための生産的な仕事術(+9つの実践方法)

大切な人を泣かせないための生産的な仕事術(+9つの実践方法)

ooomf Blog:「OK。終わった。次は何をしよう?」

私は効率的に仕事を進めるにはどうしたらいいか、たくさんの本を読み、考えてきました。しかし5年ほど前、ティム・フェリス氏の『「週4時間」だけ働く。』という本に出合い、優先順位の考え方が変わりました。

筆者が生産性を追求する理由は2つあります。

  • 仕事を早く終わらせるため
  • 大切な人(友達・家族・恋人など)と過ごす時間をとるため

ただ、2つ目のポイントを忘れてしまうことがよくあります。効率的になるほど、どれだけやり終えることができるだろうと興奮してしまうのです。すると、(これを得るために生産性を追求したのに)大切な人との時間が結果的に減ってしまうのです。

なぜ生産性に取りつかれるのか

「時間をかけるほど多くのことをやり遂げられる」

私はこのように思いながら育ちました。父もこのような考えを持っていました。彼はビジネスを軌道に乗せるために40代の頃、1日に16時間も働いていましたが、しだいにストレスに追いやられてしまいました。

たくさん稼いで家計に潤いを与え家族との時間を沢山費やすために、父が懸命に働いていたことは知っています。

だけど、考え方は変わってきています

把握するのが簡単なために、生産性は「時間」で計測されがちです。

我々は長時間働くことで、沢山の仕事を一日につめこもうとします。次々に仕事を追加することで、「よく働いた」という気持ちになるのです。

しかし、実際のところ「時間」は生産性の観点から見ると価値のない基準です。

人間は何時間もずっといい仕事をし続けられるようにはできていません。エネルギーを充電することが大切です。

時間を無駄に使うことで効率的になる

人間の身体は、ある一定のリズムや周期にそって動いています。

我々が夜中に90分の周期で浅い眠りと深い眠りを繰り返していることが発見されたのは1950年代のことでした。その10年後、同じ研究者は、この周期が目を覚ましている間も続いていることを見出しました。

このことは、朝起きたときはエネルギーに満ち溢れていても、なぜ1時間ほど経つと疲れを感じるのかを説明してくれます。身体が休息を欲しているのです。

フロリダ州立大学の研究者たちが、ミュージシャンやスポーツ選手、役者などを対象に研究したところ、最も優れた芸術家やスポーツ選手は90分のサイクルで練習し、1日に4.5時間以上働くことはほぼないことが発見されました。この研究を主導したEricsson博士は次のように結論付けています。

長期間練習で上達をするには極度の疲労を避け、日や週単位で完全に身体が回復できるよう、練習時間を制限しなければならない

あなたの能力を最大限発揮できるよう仕事を減らすことも大切なのです。

幸せな気持ちは仕事にも良い影響をもたらす

大切な人と時間を過ごしているときに、効率的になろうなんて思わないでくださいね。次の予定を携帯電話のスケジュールでチェックしたり、まだ返信していないメールの心配をすべきではありません。大切な人といるときは時間を忘れてしまいましょう

ある研究によると、親しい人を過ごすときに感じる幸せは仕事にも持ち越されるそうです。

Warwick Business Schoolで実施された研究でも、同じことが示されました。

被験者はコメディ映画を見たグループ、何も見なかったグループ、コメディ要素がない映画を見たグループに分けられました。そして彼らに算数の問題を出すとコメディ映画を見て幸せを感じていたグループは、見なかった2つのグループよりも効率的だったという結果が得られました。

人の幸福感は仕事をする時にも継続し、生産性に影響を与えるのです。

追伸:実践するための9つのヒント

1. 最も重要な3つのタスクを書き出しましょう

毎晩、次の日にするべき3つの重要なことをリスト化します。最も大切なことです。それらを成し遂げると、より大きな達成感が得られます。

2. 午前8時前か午後8時以降に、90分間の仕事する時間を確保しましょう

朝方の人も夜型の人も、日中の忙しさに左右されずに仕事をする時間を持つと、ぐずぐずすることなくそれに集中でき、負担感から解放されるでしょう。

3. 何でも書き留めましょう

スーパーで買うものなど、次にすべきことを思い出すのにエネルギーを使わないようにしましょう。これらを簡単に思い出すために、どこかに書き留めておきましょう。

4. 90分を超えて仕事をやり続けないようにしましょう

思考力は8時間、10時間、12時間と続くものではありません。1日をいくつかのかたまりに分け、仕事の合間に食事や散歩、エクササイズをはさむか、座って何も考えない時間を作りましょう。

5. 電子機器の画面から離れる時間を作りましょう

一般の人より長い時間コンピュータを眺める仕事をしているなら、休憩をとるとき、ほかの画面(TV、携帯電話、など)を見ないようにしましょう。

6. 同じような仕事をまとめてしましょう

複数の仕事と行ったり来たりするのに、多くのエネルギーを費やしてしまっていませんか。

7. メールを一切見ない日を作りましょう

1週間に1度、メールをチェックしない日を作ってみてください。未読メールであふれている受信箱を見ると不安感にかられるかもしれません。しかし該当日には受信箱を気にせずリフレッシュし、次の日を根性で乗り切りましょう。

8. 1週間に1日は、友人や家族と夜をともに過ごしましょう

体力を充電し、過去を振り返られるときです。新しいアイデアやインスピレーション、幸福感に満たされるかもしれません。

9. 携帯電話を機内モードにしましょう

友達といるとき、携帯電話をチェックするのはやめてください。電源を切るか、機内モードにして画面を閉じる、または「うっかり」家に忘れてしまいましょう。目の前にいる人に、精神を集中させてください。

大事なことは、効率的になることの真の目的を失わないこと。多くの仕事をこなすためであれ、大切な人と過ごす時間を増やすためであれ、休息をはさむことで長期的にはよりいい仕事ができるようになるのです。

Waste time with the ones you love | ooomf Blog

mikaelcho(訳:駒場咲)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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