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カフェなどの無料Wi-Fiでは、どのくらいセキュリティ対策をするべき?

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カフェなどの無料Wi-Fiでは、どのくらいセキュリティ対策をするべき?

Wi-Fiネットワークは破られるし、パスワードやcookieも見破られる可能性がある。それを踏まえた上で質問です。街角のカフェでメールをチェックするために公衆Wi-Fiを使うのは、実際どれくらい危険なものなのでしょうか? 私のメールには極秘事項のような特別なものはありませんし、他にはただネットサーフィンをしているだけです。カフェに自分一人しかいない時や、図書館でネットを使っているような時、本当にVPN経由でメールを送ったり、セキュリティ対策のツールを使ったりする必要があるのでしょうか?

ライフハッカーではこれまで、公衆無線LANに関するプライバシーやセキュリティの記事をご紹介していますが、そこまでして守る価値があるのでしょうか?

(関連記事)つい無防備になってない? 公衆無線LANを安全に使うための4つのコツ

VPNやセキュリティツールがパソコンの動きを遅くしたり、時にバグがあったりすることも分かっています。しかし、結論としてはやはり守った方がいいと思います。私たちは「正体不明のセキュリティは、まったくセキュリティしていないようなもの」という昔の格言を思い出さなければなりません。

自分の身を守ることはそんなに面倒なことではない

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たった一通のメールを無くしたり、たった一つのオンラインバンクのパスワードを見破られたり、たった一回Facebookのアカウントをハッキングされただけで、あなたの生活がめちゃくちゃになることがあります。もしくは、少なくとも数カ月は不便な生活を余儀なくされるでしょう。

むしろこちらが聞きたいのは、「なんでそんなに怖いもの知らずなんですか?」ということです。VPNで接続してブラウザを使ったり、複数のパスワードを使い分けるためにパスワード管理ツールを使ったりするのは、多少は不便かもしれません。しかし、これは極端な言い方をすると「まったくセキュリティなしか、セキュリティありか、どちらがいいか?」という話です。

パスワード管理、アンチウィルス/マルウェア、Webブラウジングを暗号化してくれるVPNなど、本当に必要なセキュリティツールについて考えてみると、どれも無料で手に入るものがあります。それを使わない理由はどこにもありません

パスワードを安全で、強力で、多様なものにしたいですか? まずイチオシは、「LastPass」。無料の「KeePass」もオープンソースでおすすめです。

無料の良いアンチウィルスソフトをお探しなら、「Microsoft Security Essentials」がいいです。アンチマルウェアソフトの「MalwareBytes」もいい仕事をします。

VPNに関して言えば、米LHでは自分の身を守るためにVPN環境を構築する方法(英語)を紹介したことがありますし、「Hotspot Shield」や「CyberGhost」など無料のサードパーティのVPN接続サービスもあります。どれか一つのサービスが自分のパソコン環境と合わなかったり、接続が遅くなったりしたとしても、他にも選択肢はたくさんあります。ですから、「パソコンが遅くなった」とか「必ずクラッシュする」という言い訳は、無防備な状態で公共のネットワークに接続してネットサーフィンをする理由になりません。(Photo by Laschon Maximilian (Shutterstock).

その場に一人きりだとしても、誰も見てない訳ではない

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小さな街のカフェに自分一人だけだったら、そのWi-Fiネットワークを使っているのはあなただけでしょう。つまり、駐車場に車を停めて無料のWi-Fiを使っても、使用帯域を抑えるために近くのビルの人がカフェのWi-Fiを使っても、誰かがそういうことをやっているのを見ても、誰にも止められないということです。しかし、その場に一人きりに見えるからといって、そのネットワークを使っているのがあなただけとは限りません。特に、図書館や空港、ホテル、コンベンションセンターのような広い場所では、大きな一つのネットワークがその場所全体に広がっています。

地元の小さなカフェや本屋さんが、ハッカー対策をしていると思いますか? おそらくしていないでしょう。大量のパケットデータを取るだけの時間があれば、ワイヤレスのネットワークでハッキングするのに熟練した技術は要りません。

繰り返しますが、これも「なんでそんなに怖いもの知らずなんですか?」というシチュエーションです。街角のカフェもしかり、図書館ならもっと標的になりやすいかもしれません。空港の公共無料Wi-Fiやホテルでは、ほぼ間違いなく誰かが"おいしいデータ"を狙っています。パスワードを盗もうとしたり、もしくは単純に興味本位で、オープンなネットワークを誰かが使っているかどうか分かりませんが、VPNでそういうことがほとんど(すべてではありませんが)防げるのですから、使わない理由はありません。周りに誰もいないだけで安心してしまうかもしれませんが、ネットワークを嗅ぎ回っている人は間違いなくいます。(Photo by Ed Yourdon.

石橋を叩いて渡ろう

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前述の通り、自分の身を守ることはそんなに面倒なことではありません。パソコンにいくつかのセキュリティソフトを入れていても、そこまで遅くなることはありませんが、もっと軽いツールやソフトが使いたいと思っているのであれば、今がそれを探すタイミングだと思います。セキュリティ関連のものはたくさんあるので、いくつかを選んで試してみて、自分に合うものを見つけましょう。

ハッキングされたり、パスワードを盗まれたり、なりすましをされたり、そんな恐ろしいことにあなたが個人的に巻き込まれる確率は低いというのは分かっています。しかし、確率がゼロでない限り、自分の身を守るのは簡単なことですから、そうしてくださいと言わざるを得ません。群衆に紛れて、自分がそんなことに巻き込まれませんようにと願っても、それは自分の身を守ることにはなりません。

ちょっと神経質過ぎると思いますか? 確かにその通りです。セキュリティの専門家は、きちんとセキュリティをして身を守るようにしてもらうために、ハッキングされたり、個人情報を盗まれたりする危険性を少し大げさに言います。しかし、よそ見をして道路を歩いていたら車にひかれるかもしれないし、玄関のカギをかけ忘れたら泥棒に入られるかもしれないのと同じことです。自分の身を守る行動が理に適っていると思うのであれば、ぜひそうしてください。技術的に難しいことは何もありません。ただ一度やるだけでいいのです。

自分のやっていることと、その危険性が分かったら、カフェでネットワークを使っている時に、大事な情報を送受信するのはやめましょう。作業中に誰かが肩越しにのぞくかもしれない、ということは気にしなくていいと思います。最終的には自分で決めることですが、石橋を叩いて渡るくらいでいいと思います。(Photo by Gunnar Pippel (Shutterstock).

追伸:

オープンなWi-Fiを使う時にどうやってセキュリティをしていますか? 面倒だなと思いますか? 何かいい方法があればぜひコメント欄で教えてください。

Alan Henry(原文/訳:的野裕子)

Title photo by Ed Yourdon.
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