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イライラは爆発させるものではなく「変化を生み出すチャンス」と考える

イライラは爆発させるものではなく「変化を生み出すチャンス」と考える

イギリス市民は、怒ることで人生のうち平均で3年半を無駄に過ごしているということが、最近の調査で分かりました。カスタマーサービスの対応に腹を立てたり、靴の中に入っている愛犬のうんちを掃除したり、イライラすることで時間を無駄にすることはたくさんあります。

心理学者のGuy Winchさんは、このようなちょっとしたイライラに腹を立てるなというのは難しいですが、もっとうまく対応することはできると言います。ちょっとしたことなので流してしまうというのもいい考えですが、それでイライラが解消される訳ではありません。だったら、攻撃モードに入った方がいいというのでしょうか? Winchさんはイライラを爆発させても、怒りが悪い結果を招くだけということは分かっています。不満は行動で表すのが一番だと言います。

私たちが直面する小さなイライラは、行動を起こして変化を生み出すチャンスでもあります。イライラさせられることに対して不満を言い、怒りの感情で人生の何年分も無駄にするのではなく、怒りを解決策に結びつけることができます。小さなイライラに効果的に不満を吐き出すことができれば、そのせいで思い悩むことがかなり減ります。

我を忘れるほど怒ることで、相手に言いたいことをきちんと聞かせることもできるかもしれませんが、はっきりと簡潔に不満を直接伝えることで、相手に行動を起こさせることもできます。以前に、効果的に不平不満を伝える手紙の書き方も紹介したことがあります。山ほど言いたいことがある場合は、不満についてWinchさんが書いた本(未翻訳)も参考にしてみましょう。

口論はほとんどの場合、誤解を広げる。

と、フランスのノーベル文学賞作家アンドレ・ジッドの言葉にもあります。正しい根拠に基づいた怒りを表し、冷静に建設的に伝えるというのは、ある意味で常識的なことです。くれぐれも、怒りに我を忘れないようにしましょう。「怒りの感情との上手な向き合い方」も参考にしてください。それさえ踏まえていれば、怒りをあらわにすることで、不満を爆発させてすべてを台無しにすることなく、効果的に不満を伝えられるはずです。

How Much Of Your Life Do You Spend Angry? | Psychology Today

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)

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