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仕事中の「ボンヤリ」は3つのレベルに分けて対応しよう

仕事中の「ボンヤリ」は3つのレベルに分けて対応しよう

「仕事が進まない日」にも、さまざまなタイプがあります。疲れている日(「映画のレイトショーなんて行くんじゃなかった」)、集中できない日(「恋人との関係が破綻寸前で、仕事どころじゃない」)、やる気の出ない日(「月次報告書は来週でもいいかな...」)。そして、何となく頭がシャキっとしない日、というのもあります。

頭にモヤがかかったような感じがして、コンピュータの画面をボーッと眺めていたという経験はありませんか? 私たちを襲うこの「ボンヤリ」、原因は明らかでなくても、放っておくと生産性にダメージを与える可能性があります。

「今日はダメだ」とあきらめて、勤務時間をすべてFacebookに費やす必要はありません。「ボンヤリ」の重症度に応じた対応策を使えば、回復とまではいかなくても、1日を「まったくのダメ日」にしないで済みます。そのために以下の方法を試してみましょう。

レベル1:何となくボンヤリしている

症状:考えがまとまらず、行動がノロノロしている。気が付くと書類の同じ場所を5分ぐらい見つめているのに、何の情報も頭に入ってこない。

基本的なことから始めてみる

コーヒーとビタミンたっぷりの食品を摂取し、軽い散歩をして血流を促します。アップテンポの音楽を聞くのも良いでしょう。「ボンヤリ」が軽症の場合は、このような方法で素早く解消させることができるかもしれません。

同僚の力を借りる

自分よりも頭の中がクリアになっている人と話すことで、頭のモヤが取れる場合もあります。「ブレインストーミング」と称して、同僚とアイデアを出し合ってみましょう。そもそもブレインストーミングというのは、奇抜な考えをぶつけるための時間ですから、ボンヤリとした頭から突拍子もない独創的な構想が浮かび、後日にそれが実用的な形となって生かされる場合もあります。

あるいは、同僚に特定のプロジェクトの計画を話してみましょう。ボンヤリ頭では見逃してしまうような明らかな問題点を、頭の中がクリアになっている同僚が指摘してくれるかもしれません。

レベル2:かなりボンヤリしている

症状:1つのタスクに集中できない。頭を使った仕事に抵抗を感じる。冷蔵庫に入れたはずのランチがデスクの引き出しに入っていたり、冷蔵庫の中でホチキスを発見したりする。

1日の予定を決める

自分の頭が「仕事モード」になっていないと気付いたら、「これから1時間はメールへの返信タイム」、「昼食後の30分はプレゼンの準備」など、今日のスケジュールをきっちりと立てます。いつ何をするのか決めることで、「ボンヤリ」が生産性に入り込む隙を与えないようにします。

景色を変えてみる

ノートパソコンを使っていて、上司も物分かりがいいという場合は、作業環境を変えてみるのも良いでしょう。「気分転換に上階の窓際席で作業したい」と申し出てみたり、近所のコーヒーショップに移動したりしてみましょう。毎日使える方法ではありませんが、景色を変えてみることで頭の中がスッキリすることもあります。

レベル3:ボンヤリしていることにも気付かないくらいボンヤリしている

症状:ペンを逆さに持ったりして、同僚から好奇の目で見られる。長い時間を空想の世界で過ごしていて、栄養ドリンクを2缶飲んでも何の効果も見られない。つまり、「今日は何の成果も出せない」と思われる状態。

単調なタスクをこなす

仕事モード全開の時にも、手をつけるのが嫌なタスクというのがあります。多くは頭を使わない繰り返し作業で、毎月のマーケティング分析用の数値チェックや、果てしなく続く「見込み客リスト」から連絡先を見つける、といったものです。普段は面倒に感じても、こんなボンヤリとした日にはぴったりの作業です。重要なタスクは明日に回して、「今日は単調な作業を片付ける1日」と気持ちを切り替えましょう。

他の人に仕事を任せる

ミーティングがある場合、週の終わりまで延期して、スッキリとした頭で臨みたいと思うかもしれません。それも良い考えですが、他にも対応策はあります。事前に参加者にテーマを伝えておき、ミーティングは、アイデアや提案、問題を提起するディスカッションの場にすると知らせます。この形式であれば、自分のまとまりのない考えではなく、他の人の意見に注意を向けることができます。

次に、ミーティングの議事録を取ってもらうスタッフを決めます。話し合った内容の記録があれば、頭の中がクリアになった時に見直すことで、重要な問題に対処したり、さらに検討したいアイデアを選択したりして、次のステップに進めるようになります。これならミーティング中にボンヤリとしていても気付かれません。

頭がボンヤリとしているからと言って、1日がすべてムダになるとは限りません。賢い戦略を使って今日出来る仕事をこなしておけば、翌朝はもっと重要なタスクに集中することができますよ。

Katie Douthwaite(原文/訳:兵藤説子/ガリレオ)

Image remixed from pzAxe (Shutterstock) and tpsdave (pixabay).
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