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生きることの自由さを、デジタルに依存せず暮らす「現代版ロビンソン・クルーソー」たちに見る

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生きることの自由さを、デジタルに依存せず暮らす「現代版ロビンソン・クルーソー」たちに見る

私たちが日常で当たり前のように使っているコンピューター。特に個人用のパーソナル・コンピューターに絞って歴史を振り返れば、その起源は1970年代頃にあり、まだ40年ほどしか経っていません。その間、デジタル技術は私たちの生活を大きく変え続けました。きっとこれからも何らかの影響を与えていくことでしょう。

さて、そんな現代において「Kotaku JAPAN」が紹介していたのは、1970年代はおろか、さらに時計の針を戻したような生活をしている世界の人々です。仕事を辞めて無人島に住む者あり、自給自足で仙人のように暮らす者あり...その姿には、「街」に暮らす私たちには知り得ない価値さえあるようにも感じます。Kotaku曰く「現代のロビンソン・クルーソー」となった彼らの生活を、少しだけ垣間見てみましょう。以下、こちらの記事より抜粋します。

デイヴィッド・グラシーンさん:リストレーション島、オーストラリア

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かつてバリバリのビジネスマンで、1987年に起きた株の大暴落で、1000万円を失ってしまった挙句、奥さんとも離婚してしまったグラシーンさん。世俗から抜けだして、隠遁生活を送っているのはオーストラリアに在るリストレーション・アイランドです。

完全に社会を隔絶したのではなく、2ヶ月に1度くらいの割り合いで、近くの街まで卵やパンなどを買い出しにいきます。また1年に1度は粉ミルクやソース、料理用ハーブやスパイス、紅茶にコーヒーといった食料品を買い込みに、クイーンズランドのケアンズへ行かれます。

お金はあるのかって? 何を隠そうカレは島でビールを醸造しており、街では新鮮な魚などと物々交換しているんだそうです。なるほど原資がビールなら、いい暮らしができそうですね。

(via Brian Cassey

ブレンドン・グリムショウさん:モイエン島、セイシェル共和国

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昔は新聞紙のエディターだったというグリムショウさんは、1962年に約800メートル幅の島を12000ドルで購入。その後1972年から去年他界されるまで住まわれました。当時はまったく何もない島でしたが、イギリスのヨークシャー出身のカレと、地元のレネ・アントアーヌ・ラフォーチュンさんとで、50年に渡り16000本以上の樹木を植林したのだそうです。

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そうして造られた環境に、去年の1年で120匹もの巨大カメが島を訪れ、2000羽以上の鳥がやって来たとのこと。人工の自然でもスゴいコトですよね。

どうやら、この島はドキュメンタリー映画としても記録されているようです。トレイラー動画で、グリムショウさんのインタヴューもご覧ください。

(via A Grain Of Sand - The Film and Camera Eye / Flickr

エマ・オーバックさん:ウェールズ

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オックスフォード大学で中国語を勉強されていたという、現在58歳のオーバックさん。土とワラを使って、ご自身で建てた丸い家には電気はきておらず、精霊の土地という意味の「Tir Ysbrydol」という名前が付けられています。

ここに上水道もなければ現代のテクノロジーで作られたモノは一切置いておらず、ウェールズの山の中でひっそりと、『ホビット』のように暮らしています。

飲水は近くを流れる川で汲み、薪は近くの森で、果物類は庭の木から、食べ物はカノジョが飼っている7匹のニワトリと3頭のヤギから摂っている卵やミルク、畑のジャガイモなどなんだそうです。かなりホグワーツの先生っぽい感じがしますが...これは現代の仙女ですね。動画もどうぞ。

(写真はビデオからのスクリーンショット)

この3人の他、Kotaku JAPANでは住民が4人しかいないロシアの小さな村や、兵役から逃れたまま湖の畔で60年暮らした男など、6つのケースを紹介しています。下記のリンクより併せてどうぞ。

こんな余生もいいかも? デジタルを廃した現代のロビンソン・クルーソーたち(動画あり) | Kotaku JAPAN

(文:岡本玄介、補:ライフハッカー[日本版]編集部)

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