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コンピューターから出るあらゆるサウンドをイコライザーで加工する方法

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コンピューターから出るあらゆるサウンドをイコライザーで加工する方法

音楽を聴く時に、録音された状態のままで再生するのを好む人がいます。高級オーディオプレイヤーが、オリジナルのオーディオ信号に何も影響を与えないのを理想としているのはそのためです。

一方でサウンドを加工するのが好きという人もいます。パソコンで音楽を再生する場合、MacでもPCでも、ソフトウェア上ですべてのサウンドをイコライザーに通すことが可能です。『iTunes』、ブラウザ、「Spotify」、「Rdio」、「Pandora」、「iHeartRadio」など、あらゆるサービスやアプリケーションの音を調整してみましょう。

ちなみに、システムそのものから出る音をまとめてイコライザーで加工もできます。ソフトウェアそれぞれで音作りするもの悪くないですが、イコライザー機能がついていない時を考えると、まとめてやるのがよいかもしれません。

イコライザーを設定する手順はMacとWIndowsで違います。以下に、それぞれの方法を紹介します。

Windowsの場合

Windows搭載PCの場合、それぞれハードウェアの構成が違うのが厄介なところです。イコライザーが組み込まれているかどうかはオーディオドライバによって異なります。ここでは筆者のシステムについて説明します。皆さんのシステムでイコライザーが見当たらない時は、イコライザーを組み込んだ別のドライバやオーディオツールがサウンドカードと一緒に提供されていないか調べてみてください。それぞれ開発元のウェブサイトでチェックできます。

1. コントロールパネルの「サウンド」を開く

「スタート」>「コントロールパネル」>「サウンド」を開きます。

コントロールパネルの「サウンド」を開く

2. 有効になっている再生デバイスをダブルクリックする

PC上で何か音楽を流していますか? 流していない場合、どのアプリでも構わないので再生してください。再生中は音の出ているデバイスの横にある緑色のバーが上下に動くのが見えるはずです。そのデバイスをダブルクリックします。

有効になっている再生デバイスをダブルクリックする

3. 「拡張」をクリックする

音楽再生に使用している出力デバイスのコントロールパネルが開きます。「拡張」タブをクリックして、サウンド効果のオプションを選択できる状態にします。

「拡張」をクリックする

4. 「イコライザー」にチェックを入れる

「イコライザー」にチェックを入れる

5. プリセットを選択する

サウンドカードによっては、Macの場合と同じようなグラフィックイコライザ-が用意されています。しかし、筆者の使っているごく普通のヒューレット・パッカード製デスクトップ機では、いくつかプリセットされた再生環境から選択するしかありません。個々の設定でどんな音になるかを確認するには、「直接モード」にチェックを入れてから試してください。

プリセットを選択する

Macの場合

Macには面白いフリーソフトがたくさんあります。『Soundflower』を使うと、工夫次第で凝ったシステムを構築できます。また、Appleが用意した『AU Lab』もあります。

SoundflowerとAU Labを使ってイコライザーをかける方法を説明しましょう。

1. Soundflowerをインストールする

最新のdmgファイルをシステムにダウンロードしましょう。ウェブ経由でソフトウェアをインストールする通常の方法で展開してください。

2. AU Labをインストールする

続いて必要なのはAppleのAU Labソフトウェアです。こちらのZipファイルを展開しましょう。

3. Macを再起動する

4. ボリュームを最大にする

色々手を加える前に、ヘッドフォンを接続した状態でボリュームを最大にします。続いて、ヘッドフォンを外した状態で同じ操作をしてください。これをしておくと後の段階で音量がうまくコントロールできます。

5. Macのサウンド出力をSoundflowerに設定する

Soundflowerのいい点は、Macがこのソフトを「オーディオ出力」として識別してくれる点です。すべてのサウンドをSoundflowerに送るよう設定するには、Macの「システム環境設定」>「サウンド」と進み、「Soundflower(2ch)」を選択します。

5.Macのサウンド出力をSoundflowerに設定する

6. AU Labで入力をSoundflowerに設定する

「アプリケーション」>「ユーティリティ」と進み、AU Labをダブルクリックしてプログラムを開きます。入力をSoundflowerに設定し、「Create Document」をクリックします。

AU Labで入力をSoundflowerに設定する

7. イコライザーを追加する

AU Labではさまざまなサウンド効果が使えます。イコライザーの設定をするには、「AUGraphicEQ」を選択し、これを「Effect in Audio 1」とします。

8. サウンドを加工する

AU Labのイコライザーはデフォルトで31バンドに設定されています。たいていの用途にはこれで充分。むしろ細かすぎるくらいかもしれません。

左下のドロップダウンボタンから10バンドのイコライザーにも変更も可能です。

サウンドを加工する

これでコンピューター上のすべてのサウンドが、好みに合わせてイコライジングされるようになりました。お気に入りのサウンドを探しだしてみてください!

How To: Equalize Your Computer for iTunes, Spotify, and Everything Else evolver.fm

Eliot Van Buskirk(原文/訳:福岡洋一/ガリレオ)

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