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どうして眠る前にあれこれ考えてしまうの?

どうして眠る前にあれこれ考えてしまうの?

夜、ベッドで横になって、今にも眠りに落ちそうな時に、なぜか色々な考えが頭に浮かぶことがあります。そのことを考えていると眠れなくなって、気が付いたら夜中の3時だったなんてことも...。素敵なアイデアが浮かぶのなら良いですが、眠れないのは困ります。

「Scientific American」で、なぜ眠る前にあれこれと考えてしまうのかが解明されていました。

人間は一日中、色々な考えが頭に浮かんでいるのですが、ベッドで横になっている状態は、何にも邪魔されない数少ないひと時です。ジョンホプキンズ医科大学で神経学と認知科学の教授を務めるBarry Gordon氏は、この時に何が起こっているのかを、Scientific Americanで説明していました。

人間は、心の中にあるほんの小さな一部の思考にだけ気が付いており、「意識的な思考」の小さな一部だけをコントロールすることができます。それ以外の膨大な思考のほとんどは、潜在意識下にあります。その潜在意識下にある1つ2つの思考が、就寝する時に立ち上ってくることがあるのです。失言や思いがけない行動で、潜在意識下の精神状態が垣間見えるようなものです。

そのような思考は、就寝前に不意に上ってきたように思えますが、おそらく認識前駆体でしばらくの間くすぶっていたのでしょう。一旦、前意識思考が集まると、驚くほど強力になり、意識のスポットライトがすべてそこに当たります。人間は、奔放で快活な心の、ほんの一部しかコントロールすることはできません。したがって、眠る前に心を閉ざすことができないのです。

基本的に、脳がようやく眠ろうとする時に、そのような潜在意識下の思考が、意識に上ってきて、認識するようになります。残念なことに、脳のスイッチをオフにすることはできないので、眠れなくなってしまうのです。

眠れなくなってしまった時は、朝の出来事を順に思い出してみたり、「寝つきをよくする9つの方法、ぐっすり眠れる3つの方法」を参考にしてみてください。どの方法でもダメだった時は、あれこれ考えるよりもフォボナッチ数列でも数えましょう。

Can we control our thoughts? Why do thoughts pop into my head as I'm trying to fall asleep? | Scientific American

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

Photo by iamtheo.
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