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仕事で座りっぱなしだとジム通いをしていても危ない? 健康維持に「スキマ時間の運動」を

仕事で座りっぱなしだとジム通いをしていても危ない? 健康維持に「スキマ時間の運動」を

今日も一日中座りっぱなしだったけど、ジムに寄ってしっかり鍛えたから大丈夫...なんて思っていませんか。健康を考えると、それで安心とは言えません。短期集中型エクササイズを日常のいたるところに取り入れて、座りっぱなしで運動不足になりがちな身体に喝を入れてあげましょう。

一日中座りっきりで働いて、なおかつ仕事の前後にジムへ通う時間を捻出する立派な人、結構います。けれども残念ながら、座りっきりでなまった体が、アフター5のエクササイズでプラマイゼロとなるわけではありません。

米紙『ニューヨークタイムズ』が紹介したサウスカロライナ大学が行った研究によると、8時間デスクに座りつづけた後にテニスやジョギングをしても、運動不足がすっきり解消されることはないそうです。

テレビを見る時間と、車に乗っている時間(運転手もしくは乗客どちらでも)の合計が週23時間以上の人は、合計が11時間以下の人と比べて、心疾患による死亡リスクが64%もアップします。意外なのは、座っている時間が長くて心疾患を発症した人の多くが、運動もちゃんと行っていたという事実です。つまり、発症した人の多くがエクササイズを習慣としており、活動的なライフスタイルを送っていたと答えているのです。

運動をしてから、車に乗って自宅に帰り、何時間もテレビを見るという生活によって、運動したにもかかわらず、心疾患のリスクが大幅にアップしたわけです。長時間座りっぱなしの悪影響が、運動によって帳消しにはならなかったのです。

被験者全体を見た場合は、どのような違いがあったのでしょうか。それは一日のトータルでの活動量です。ジムでみっちり2時間運動するような「ひとかたまりの運動」が必要というわけではありません。最も健康だった被験者たちは、一日を通じて長時間座りっぱなしにならず、軽い運動や力仕事などを組み込めるような仕事やライフスタイルの人たちでした。

仕事の「スキマ」を見つけて体を動かすべし

さて、デスクから離れられない仕事の人が、健康を維持するためにはどうしたらいいのかはおわかりですね。体を動かすチャンスを見つければいいのです。5分~10分ほど休憩を取る時は、座ったままで気分転換をするのはやめましょう。代わりに、別室へ用足しに出かける、腕立て伏せをする、数階上まで階段をのぼる、というように体を動かしてみてください。

筆者はそうやって体を動かすよう、日々気をつけているそうです。以前勤めていた職場では、数時間に一度、1階にある自分のオフィスから最上階まで、階段を駆け上がっていました。穏やかに挨拶できる程度の速さから全力疾走へと、ペースを上げてです。デスクを離れて身体を動かすチャンスは、その気になればいくらでも見つかります。

オフィスを好きなように模様替えできる方や、在宅勤務の方なら、ランニングマシン(トレッドミル)でウォーキングしながらパソコンが使える「トレッドピューター(treadputer)」なんていかがでしょうか。仕事と運動をうまく合体できますよ。すでにランニングマシンをお持ちなら、わずか20ドルでDIYが可能です。こちらのスタイリッシュなトレッドピューターは、米Lifehackerが開催した「クールなオフィスコンテスト」で入賞した優れモノです。

仕事の合間にできるお好みのエクササイズを見つけて、座り仕事で丸くなった背中を伸ばしてみませんか。

Phys Ed: The Men Who Stare at Screens | The New York Times

Jason Fitzpatrick(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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