グーグルアカウント、死んだらどうなる(米グーグルの現時点での答えと、その他記事まとめ)
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Gメールやカレンダーから、Google Drive、YouTube...。ぱっと思いつくだけでも、グーグルのアカウントに預けている自分の情報の多さに改めて驚きます。
では、自分が死んだ後、利用していたアカウントはどうなるのか。まさに今、問われるべきこの課題に対して、グーグルが出した答えは次のようなものでした。米グーグルが発表したのは、「Inactive Account Manager」(無効化管理ツール)と名付けられた機能。
上記によると、ユーザーは自分の死後、GメールやGoogle 、Google Driveなどのアカウントデータを「どう処理するのか」、グーグルに対して「意思表示」することができるようです。つまり、3〜12カ月で設定した期間中(3カ月ごとの設定のようです)、アカウントのアクセスがない場合に、データを「信頼できる連絡先」に届けるなどできるのだとか。
ちなみに、ライフハッカーではこれまで、今際の時のアカウントへの対応を紹介しています。
・自分が死んだ後のGmailアカウントをどうするか、考えたことありますか?
・自分の死後に大事なアカウントを法的に管理してくれるサービス「Entrustet」
・自分が死んだ後のメールアドレスやSNSアカウントはどうなるの?
・自分の死後に大事なデータのパスワードを送信してくれる「PassMyWill」
いま交通事故に遭ったら...などという事態は誰にも予想できません(アカウントはもちろん、ベッドの下のDVDはどうなるだろうと中学生のようなことを考えたりもしますが)。本題の「無効化管理ツール」は日本ではまだ利用できない様子ですが、まずは上記のリンク先記事を参考にしてみて下さい。
Plan your digital afterlife with Inactive Account Manager|Google Public Policy Blog
(年吉聡太)
Photo by Thinkstock/Getty Images.