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歯の健康のためには、食べるものによって歯みがきを変えるべし

朝食を食べた後は、食べ物のカスや汚れを落とすためにも、歯みがきするのは常識ですね。しかし、「朝食の前に歯をみがいた方がいい」という正反対の意見や、「食後30分以上空けてからいい」なんて話も聞きます。いったい、どの説が正しいのでしょうか?

先日、米Lifehackerで「歯みがき粉はすべての味を台無しにする日本版)」という記事を紹介しました。その記事に対する反響が大きく、何人かの歯医者さんからは「朝食前に歯をみがいた方がいい」というコメントをいただきました。これを聞いて、ご飯を食べる前なんて...、軽くショックを受ける人もいるかもしれません。

そこで今回は、朝食の前に歯磨きをした方がいい理由について、掘り下げていきたいと思います。医療系情報サイト「The Mayo Clinic」では、誰もが知っている通り、雑菌をキレイにするためにも、食後の歯みがきはいいとあります。しかし、朝に食べることが多いフルーツやジュースなど、甘い物や酸っぱい物(酸性の物)を食べたり飲んだりする場合は、食事の前に歯みがきをした方がいいのです。

オレンジジュースのような酸性の物を食べたり飲んだりする場合は、食事の後ではなく食事の前に歯みがきをした方がいいです。酸性の食べ物や飲み物を摂取した後、少なくとも30分間は歯をみがかないようにします。なぜなら、食べ物や飲み物に含まれる酸が、歯のエナメル質を弱めるため、食後すぐに歯をみがくと、エナメル質にダメージを与えることがあるからです。食事の前に、酸性の強い食べ物や飲み物を取ることがわかっていれば、食事前に歯をみがくといいです。

もしくは、「Freysmiles」でScott Frey博士が「食後30分間空けたり、アルカリ性のマウスウォッシュなどで口の中のpH値を正常なバランスに戻してから歯をみがくといい」と言っています。

つまり、何を食べるかによって、歯みがきをするべきタイミングが変わってくるということです。朝食のメニューを吟味するようにしたり、朝食に甘い物を食べたりすることが多い人は、食前に歯みがきをする習慣に変えた方がいいようです。

以下の2つの記事には、歯みがきをするタイミングに関する科学的な根拠が書いてあります。歯科衛生士による研究もありますので、興味のある人はチェックしてみてください(共に英文)。

Is there a time that's best to brush your teeth? After certain foods? | The Mayo Clinic

Should You Brush Teeth Before or After Eating? | Freysmiles

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)

Photo by Cody Long.
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