特集
カテゴリー
タグ
メディア

普通のシューズから「裸足ランニング」へ移行する時は様子を見ながらゆっくりと

普通のシューズから「裸足ランニング」へ移行する時は様子を見ながらゆっくりと

ライフハッカーではこれまでも「裸足ランニングのススメ」や「裸足は足に優しいランニングである」など、裸足で走ることを勧める記事を紹介してきました。

すでにランニングシューズを捨てる決意を固めたという人は、どうか裸足で走り始める時はゆっくりと始めてください。最近の研究で、運動の習慣を変える時には、徐々に変えるようにしないと、裸足で走っても怪我をすることがあるということがわかりました。

ブリガムヤング大学の運動科学教授である、Sarah Ridgeさんの研究では、普通のランニングシューズを履いて週に24~48km走るランナーを対象に実験をしました。

ランダムに選んだ半分の被験者には、今まで通り、同じ靴で同じ距離を走り続けてもらいました。

残りの被験者には、裸足で走っているような感覚になる五本指シューズ「Vibram Five Fingers」を履いてもらい、その感覚に慣れるように、ゆっくりと走ってもらうようにしました。研究1週目では1.6km、2週目では3.2km、3週目では4.8kmというように、徐々に五本指シューズを履いて走る距離を伸ばしていきました。2011年にVibram社のWebサイトに、そのようにして慣らすよう勧めてあったのです。

(中略)

五本指シューズを履いたランナーのほとんどは、10週目の終わりには最初の走行距離よりも自然と短い距離しか走らなくなっていました。Ridge教授は「おそらく痛みがあったのではないか」と言っています。

その研究では、五本指シューズを履いた半分のランナーは、骨髄浮腫の値が変化していたことがわかりました。骨の内部に体液が比較的蓄積しやすくなっており、痛みが生じていたのです。

この研究結果は、裸足(あるいは五本指シューズ)で走ってはいけないという意味ではありません。裸足ランニングがすべての人に合うとは限らないということです。裸足ランニングを試してみたい人は、少しずつ様子を見ながら試してみてください。

Vibram社は、「最初はいつも走っている距離の10%以上の距離で試さないように」と勧めています。また、ランニングの最中に痛みを感じた場合は、一旦走るのをやめて、また別の日に試してみるようにとも言っています。

Barefoot Running Can Cause Injuries, Too | NYTimes Well Blog

Joshua Rivera(原文/訳:的野裕子)

Photo by Iván F. Irigoyen.
swiper-button-prev
swiper-button-next