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Mailbox買収から見る、Dropboxの今後

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Mailbox買収から見る、Dropboxの今後

iPhone用最強Gmailアプリとして話題になった『Mailbox』。さらに注目を集めたのは2013年3月15日、リリース元であるOrchestra社をDropboxが買収したことです。

今回の買収で、Dropboxは何を得ることになるのでしょうか。ユーザー数の増加や機能性の向上を図っているのは明らかですが、Mailboxを身内にいれることでどうするつもりなのでしょうか。米誌「Forbes」のこの記事ではTomio Geron氏が、GoogleドライブやAppleのiCloudのように、Dropboxも自社のストレージ機能と他のサービスをより深く連携させたいのではと考察しています。別に今回の買収でDropboxが新たなメールサービスをはじめるというわけではなく、Mailboxの機能「Gmailで送られてきたファイルをDropboxで管理する」のような、ファイル共有時の「メール」との連携を強化しようと考えているのではないかとみています。

テック系メディア「TechCrunch」のこの記事によると、Dropboxがストレージサービス以外にも手を出そうとしているのには、2つの理由があるといっています。

  1. サービスに多様性をもたせることで、どれか1つがダメになった際のリスクを回避する。
  2. より便利にすることで、ユーザーがGoogle、Apple、Microsoftに逃げるのを防ぐ(確かに、Dropboxは写真やドキュメントのプレビュー機能を最近追加しました)。

最近DropboxよりもGoogleドライブを利用するようになったという人は、私だけではないはず。というのも、「他社製アプリ・サービスからの連携」では便利なDropboxも、「他社製アプリやサービスへの連携」ではどうも不便な気がするのです(それに比べてGoogleドライブは多数のサービスを自由に連携させることができます)。

今回の買収を機に、クラウドストレージの"老舗"・Dropboxがそのサービスをまだ見ぬ新たな機能と連携させる可能性もあるかもしれません。そしてそのときには、Mailboxのように話題を呼ぶ革新的なものが展開されるといいのですが。

Dropbox Bought Mailbox Because It Wants To Be More Than A Cloud Storage Company|TechCrunch

Showing Broader Ambitions, Dropbox Acquires Mailbox|Forbes

(五十嵐弘彦)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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