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「パワポは1画面7文字以内」ほか、相手を動く気にさせる伝え方5つ

「パワポは1画面7文字以内」ほか、相手を動く気にさせる伝え方5つ

  1. 理解される
  2. 納得される
  3. 行動してもらう

「伝わる」にはこの3段階があるのだと、『人を動かす伝え方 動きたくなる56の伝え方』(中谷彰宏著、あさ出版)の著者は冒頭で主張しています。そして本書は、次の3人のために書かれているのだそうです。

  1. 「何を言ってるかわからない」と言われる人。
  2. 「言うことはわかるけど、納得できない」と言われる人。
  3. 「確かにそうだけど、やる気になれない」と言われる人。

そんな人たちのために56種類もの「伝え方」が紹介されているわけですが、では、どうしたらいいのでしょうか? 第3章「『伝え方』を変えるだけで、変わる」からいくつかの要点を引き出してみます。1.

メモを見ながらの告白は、伝わらない。(76ページより)

よく引き合いに出される「滑舌」は、一切気にしなくていいと著者は言います。ただし、肝のキーワードの一文だけ「かんではいけない」ところがあるのだとも。ところが、がんばりすぎる人は、そこをかんでしまう。

では、どうすればいいのかといえば、メモを見ないこと。なぜなら文字を伝えようとすると、きちんとしようとするあまりかんでしまったり、メモを読んだりしてしまうものだからです。間違えてもいいから、言葉より気持ちが伝わるようにすれば「伝わる」そうです。

2.

書かれたものより、目の前で書きながらのほうが伝わる。(79ページより)

ロジック的にやや怪しいことを強引に丸め込むには、目の前で書くのが一番なのだとか。その証拠にネットワークビジネスで勧誘をする人は、聞き手の目の前でホワイトボードに書いていくそうです。理由は、事前につくられたパンフレットを広げても、伝わらないからだといいます。

逆になんの意味もない落書きでも、目の前で書きながら話すと納得されるそうです。「騙す」という意味ではなく、それでも納得させる必要のある機会は少なくないもの。そんなとき、応用してみるといいかもしれません。

3.

パワポは、1画面7文字以内。(92ページより)

パワーポイントの画面の文字が細かすぎると、見る気がしなくなるため伝わらないといいます。理由は、パソコンの画面で見ているときには違和感を感じなかったとしても、スクリーンで見る際は字が小さすぎるから。そこで、パソコンとスクリーンとでは文字を変える必要性が出てくるのだとか。

具体的にいえば、スクリーンで見るときは1画面に7文字以内の大きい文字で書かないと伝わらないと著者は言います。プレゼンテーションするときは言葉をグダグダ並べるのではなく、大きい字で書くことで伝わるからだそうです。

4.

何を足すかより、何を引くかで、伝わる。(96ページより)

よけいなことをたくさん伝えようとする人の話は伝わらない。それよりも、10個のうち9個を話さないで、1個だけ話してどう伝わるかの方が大切なのだとか。10あるものをプラス10に増量するより、1個のこと繰り返し言ったほうが伝わるというわけです。

5.

伝えたい言葉は、テンションを上げて言う。(98ページより)

日本人は人の話を一生懸命聞くが、外国人は人の話を一生懸命聞かないそうです。なぜか? それは、テンションの高い単語だけ聞けばわかるから。つまり、きちんと立てたい言葉のテンションを上げ、高いキーでアクセントをつけて言うことで、より伝わるということです。

外国人の真似をすればいいということではなく、日本語でも充分に応用できることだと思います。

上記がそうであるように、本書で紹介されている「伝え方」はどれも簡潔で明快。通勤時などを利用すれば、すぐに読むことができます。伝えることに悩みを抱いている人は、本書のために少しの時間を割いても損はないかもしれません。

(印南敦史)

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