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プロが教える「ソーシャルで読まれ共感される」Webライティングのコツ

プロが教える「ソーシャルで読まれ共感される」Webライティングのコツ

12月20日、ソーシャル時代のWebライティングについて考えるイベント(主催:株式会社ロフトワーク)が行われました。プロのコンテンツメーカーたちのお話には、「いまソーシャルで読まれ、共感されるための文章の書き方」についてのヒントがつまっていました。

「紙とWebでのライティングの違い」「うまく文章を書くためのコツ」「興味のないネタでも文章を書けるようになるか」などの内容は、プライベートのみならず、企業でのソーシャルメディアの活用にも役立ちそうです。詳細は以下にて。登壇したのは、アスキー・メディアワークスWeb Professional 編集長・中野克平さんと株式会社インフォバーンの成田幸久さん。ロフトワーク代表取締役・林千晶さんをモデレーターに、コンテンツ制作におけるライティングから企業のFacebookページ運用まで話が及びます。特に4つのポイントについて、おふたりの言葉をともに紹介します。

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写真左から、林さん、中野さん、成田さん

1.

表現手法は異なるが、紙もWebもストーリー構成の基本は同じ

最初に取り上げられたトピックは、紙とWebでのライティングの違いです。

「紙でもWebでもライティングにおけるストーリー構成の基本は変わらない。Webの場合は表現方法、伝達方法が広がっているので手法を工夫する必要が出てきた」(成田さん)。「『読者が先を読みたくなる』よう工夫するという点で、書籍も携帯小説も、書き方そのものに大きな違いはない」(中野さん)

2.

ストーリー構成は人それぞれ。読者の意表を突く展開を

次に、紙とWebとで共通している「構成の手法」について。共通しているのは、読者の意表を突いて関心を引き寄せるということです。

「『オチ』を先に考えてから構成する」(成田さん)。「ネタの本質を否定することからストーリーを展開し、常識的なオチで終わらせる」(中野さん)

3.

これと思った文章術ひとつを徹底的にマスターする。読書や映画鑑賞でストーリー展開のパターンをインプットするのもいい

「世の中にある多くの文章術のうち、どれかひとつに絞ってそれを徹底的にマスターするのが最も効果的な上達法。あれこれ手を出すと手法がブレてしまい、結果的に自分自身のオリジナルの方法として定着しにくい」(中野さん)

「本やマンガをたくさん読んで、映画をたくさん観て、ストーリー展開のパターンを自分の中に蓄積する。そして、その中から自分にしっくりくるものを選ぶこと。細かな文章技術は巷にたくさん溢れていて誰でも身につけられるが、その前提として、どのような構成のコンテンツが世に残り続けているかをもっと考える必要がある」(成田さん)

4.

興味のないネタでも書けるようになる。まずはネタを知る。そして、面白いと感じている当事者の視点からその面白さを伝えるように心がける

「興味を持てないネタと出会ったら、まずはとことん知る努力をすること。知れば知るほど、必ず面白くなってくる。要は好奇心」(成田さん)

「興味のないネタについて書くときには、面白いと感じる人たちが感じている面白いポイントを伝えること」(中野さん)

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ワークショップでは、参加者自身が今回のイベントにソーシャルで受けそうな「見出し」を作成

イベントでは、参加者を交えてのワークショップも行われました。その他、お話の内容も含めた詳細がインフォバーンのサイトでレポートされているので、どうぞご参考に。

また、林さんより近著として紹介された『ソーシャル時代のWebライティング~「Webライティング実践講座」』も注目の一冊。Web上で自由に書いて発信することが当たり前になったいまだからこそ必要なスキルが著されています。

(ライフハッカー[日本版]編集部、写真協力:ロフトワーク

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