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才能、信念、心構えの磨き方〜トップアスリートはこう考えている

才能、信念、心構えの磨き方〜トップアスリートはこう考えている

トップアスリート量産地に学ぶ 最高の人材を見いだす技術』(ラスムス・アンカーセン著、清水由貴子/磯川典子訳、阪急コミュニケーションズ)は、スポーツを主題に話を進めながらも、その考え方をあらゆる分野に応用できる指南書。軸になっているのは、能力開発の「8つのコンセプト」です。今回はその中から、日頃のビジネスにおいて応用できそうな項目をピックアップしてみました。

「才能」でけっして忘れてはいけないこと(53ページより)

1.才能と人種は関係なく、才能はどこにでも存在する。

2.誰が最高のパフォーマーになるのかは、遺伝子を見てもわからない。

3.才能はつねに一定で変わらない。世界にはマドンナより歌が上手な女性もごまんといるが、マドンナは自分の才能をきちんと把握し、活用したのである。

4.不可能なことは何もないと信じ、自分が持っているものを活かせばいい。

「訓練」でけっして忘れてはいけないこと(144ページより)

1.訓練は、世界レベルの成績をあげるには必要なもの。

2.好きだからといって、必ずしも一流になれるとは限らない。

3.世界レベルの結果を出すには、子どものころから訓練をはじめなければならない。

「信念」でけっして忘れてはいけないこと(177ページより)

1.想像力は知識より大切。限界を突破したいと思ったら、達成したいことを明確に心に描くことが大切。

2.成功するためには、知る必要があることと興味本位で知っておきたいことを区別する。

3.成功の鍵となるのは、論理的には正しくなくとも、やる気になれることを信じる力。

4.成果を上げたいなら、大きな視点で考える力を養い、ひたすらできると信じる。

「心構え」でけっして忘れてはいけないこと(205ページ

より)

1.成果は好奇心やチャレンジ精神から生まれる。快適な環境ではレベルアップは望めない。

2.すばらしい才能の持ち主だと見なされると、世間体ばかりを気にしてスキルアップが疎かになる。成功への分かれ道は、社会に認められることを選ぶか、熟達の道を選ぶかだ。

3.快適すぎる環境は禁物。いい意味で自分を苦しめ、限界まで追いつめる。

4.成功したと感じると、自己満足に陥って危機感を失う。

「モチベーション」でけっして忘れてはいけないこと(303ページより)

1.一流になれるかどうかは、心の底からそう願っているかどうかで決まる。

2.モチベーションを挙げるには、「何」ではなく「なぜ」と問う。

3.自分から行動を起こそう。全力を尽くせば、おのずと情熱が生まれる。

4.ひたすら努力するだけではなく、エネルギーを無駄なく管理する方法も身につけることが必要。

5.勢いを保つためには、新たなモチベーション、新たなビジョン、より深い意味が必要。

こうして確認してみると、本書の意図するところが見えてくるのではないかと思います。つまり、これはアスリートを題材とした「ビジネス書」だと言っても過言ではないわけです。ぜひ手にとってみてください。

本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。

(印南敦史)

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