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引っ越し前に確認しておきたい「住む場所で保険料が上昇するリスク」

引っ越し前に確認しておきたい「住む場所で保険料が上昇するリスク」

アメリカ在住の方で引っ越しを考えているならば、契約している保険の確認をしっかりしておいたほうがいいかもしれません。確認もせずに家賃の安さだけで決めてしまうと、引っ越し先の家賃が下がったことと引き換えに、あなたの保険料が上がってしまうかもしれないのです。

その理由は、保険料が新居の所在地を基準にして変動することにあります。いったいどういうことなのでしょうか。引っ越し先の所在地によっては、家主自身の保険料や賃貸物件の借主の保険料だけでなく、自動車保険料、医療保険料もが上昇することがあるようです。というのも、保険会社は居住地をベースに保険の請求額を上げ下げすることが許されているのだとか。

「ロサンゼルス・タイムズ」の取材によると、実際に以下のような事例があったようです。

キャセドラルシティのパーム・スプリングスに住むJoan Swopeさんは最近、道を下っただけのところにあるパーム・デザートへ引っ越しをしました。

その後彼女は、契約している保険会社の担当者に連絡し、住所が変わった事を伝えました。すると数週間後、保険会社から次のような通知が届きました。

「この度の引っ越しにより、Swope様の毎月の保険料は418ドルから524ドルへ値上がりする事になりましたのでお知らせ致します」

移動距離としては10マイルも満たないにもかかわらず、25%以上の値上がりとなってしまったのです。

以前、筆者がSwopeさんと同じくらいの距離で引っ越しをしたときは、それに伴う住宅保険料の変化は微々たるものでした。その要因はおそらく、治安のよさが同程度のエリア内での引っ越し先を選択したからなのでしょう。同じく筆者の友人夫婦も同じような引っ越しを経験をしていますが、いずれの場合も保険料の増加はごく僅かでした。

ただ、不運にも保険料が上がってしまう人もいるようです。せっかく家賃が下がったとしてもその分保険料が上がってしまっては元も子もありません。契約内容の大きな変化は、その場所での治安の善し悪しを判断する基準になることもあると思いますので、候補地の検討に活用してもいいのではないでしょうか。

Patient trapped in health insurance rate hike | LA Times via The Consumerist

Adam Dachis(原文/訳:宮川洋子)

Photo by tanatat (Shutterstock).
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