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仕事に入れ込みすぎるより、少し距離を置いたほうがいいときもある

仕事に入れ込みすぎるより、少し距離を置いたほうがいいときもある

やむを得ない事情により、プロジェクトを中断しなければならないような状況では、誰もが悔しく思うことでしょう。しかし、時には最後まで終わらせるよりも、中断してしまうほうがいいこともあります。

以前「やめられる人の方がうまくいく」という過去記事でもご紹介したように、いつ作業を止めるべきかということを知っていれば、無駄な時間を使わずに済み、プロジェクトが失敗する確率を下げることができるのです。あるプロジェクトで働き過ぎたり燃え尽きたりすると、ミスが増えることになり、結果的に失敗の可能性が大きくなります。ブロガーのrachelbythebayさんは、これを"バカ時間"と呼んでいます。

夜遅くまで起きていて、自分の作っているものがイマイチになっていると確信するときが、バカ時間です。深夜に疲れ果てて、自分の頭が回らなくなると、アウトプットに如実にそれが表れます。

そんな風になってしまったら、家に帰るのが一番です。小説家のZadie Smithさんは「Believer」に寄せたエッセイの中で、自分のプロジェクトからできるだけ遠くに離れた方がいいと言っています。

小説を書き終えた時、どうしてもお金が必要であるなど、すぐにそれを出版する必要がある場合を除いて、それを一度引き出しにしまいましょう。できるだけ長い間自分で管理します。理想としては1年以上ですが、3カ月でも構いません。いったん作品から離れてみます。そのあとで、書き手ではなく読み手として自分の作品を読んでみると、うまく編集することができます。

Smithさんの場合は、小説に対して言っていることですが、アドバイスの核となっている部分は、どんなプロジェクトにも応用できます。

プロジェクトに根を詰めすぎて疲れたまま作業をしていると、結果的に事態がどんどん悪くなっていくということもあります。仕事が思うように進まないときは、その仕事から一旦離れて、改めて新鮮な目でそのプロジェクトを見ることで、突破の手掛かりを探してみてはどうでしょうか。仕事に熱中することは素晴らしいことですが、たまには仕事からうまく離れてみましょう。

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

Photo by Doug Waldron.
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