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いまを「上手に」あきらめるには? 会社で働くのが苦しい人のための5つのメソッド

いまを「上手に」あきらめるには? 会社で働くのが苦しい人のための5つのメソッド

会社で働く苦しみをなくすシンプル思考』(幻冬舎)の著者である小倉広氏は、株式会社リクルートの営業部、編集部、組織人事コンサルティング室課長を経て、株式会社フェイスホールディングス代表取締役に就任した人物。その経歴は華やかに見えますが、本人はプレイヤー、管理職、役員とポジションが替わっても会社で働くことが苦しく、逃げ出すことばかり考えていたそうです。

そして、そんななかで行き着いたのが、

  • 「欲」を減らす
  • 「現実」を肯定する
  • 「ギャップ」を受け容れる

という3つのアプローチだったのだとか。役に立ちそうなポイントを、いくつかピックアップしてみましょう。1.他人を変えることはできない

部下などの相手を変えようと躍起になるものの、うまくいかずに苦しむ人は決して少なくないはず。しかし、同じような経験のなかから、著者は「僕がすべきは、他人を変えることではない。自分を変えることだったのだ」と気づいたのだそうです。

社会的地位の上下をもってしても、

相手を無理矢理変えることはできない。(68ページ)

相手を否定すれば、相手からも否定される。(67ページ)

著者の気づきは、上記のような悪循環に陥らないためにも、大切なことですね。

2.失敗しても堂々と、何度でもやり直せばいい

とかく人は失敗すると、自分を責めてしまいがち。著者もことあるごとに、「ダメな自分を責め続けていた」といいます。しかしそんな経験をしたからこそ、次のような結論にたどり着きます。

二~三回失敗したからといって、それが何なのだろうか?

三回ダメだったら四回目をやればいい。

それでダメならば百回でも千回でもやり直せばいいだけのこと。

その途中段階でいちいち落ち込む必要などないのだ。(108ページ)

そうすれば自信をもつことができるようになり、「自己信頼」につながるということです。

3.苦しいことでも「意味」があれば頑張れる

著者は「辛いこと、苦しいことが起きるたびに「神様からの宿題は何か?」と考えるようにしているのだそうです。

すると必ず「宿題」は見つかる。

そして、その瞬間に苦しみから解放される。

見つかりさえすれば、後はそれを解くだけでいい。

苦しみに出口が見つかるのだ。(135ページ)

たしかに、苦しいことを、ただ「苦しい」と感じているだけでは苦しみが増すだけ。マイナスをプラスに転じる思考が大切だということですね。

4.「感謝」の気持ちがわかないうちは職場を動いてはならない

「『窮屈だ』と感じているとすれば、それは、まだまだその職場で学ぶべきことを学んでいない。勝手に「卒業だ」と思っているのは自分だけだった、ということなのである」という著者の言葉は、なるほど的を射ています。

自分自身の姿を正しく理解したとき、

人はごく自然に頭を垂れるものだ。(180ページ)

自分から結論を出すのではなく、「そのとき」が来たら結論はおのずと目の前に現れるということですね。

5.無理せず上手にあきらめる

ここで著者は、「諸法実相」という仏教用語を引用しています。これは、「あらゆることがらは、今あるそのままですべて正しい」という意味。

たとえ、辛いこと、悲しいこと、悪いことであっても

「起きたことはすべて正しい」と思うことで苦しみが少なくなる。(192ページ)

というわけです。この考えも、日常のあらゆる場面に応用できそうですね。

本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。次回は、もうひとりの重要人物についてお話しします。

(印南敦史)

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