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山手線のトレインネットを利用してみた

山手線のトレインネットを利用してみた

山手線の利用者なら遭遇したことがあるかもしれませんが、現在Wi-Fi車内情報提供サービス「山手線トレインネット」の実験車両が走行しています。この試験電車に乗ってスマホのWi-Fi設定をオンにすると、ブラウザが立ち上がって山手線トレインネットに自動的に接続されます。

このサービスを使うと、遅延情報や運転見合わせなどの運行情報だけではなく、接近している駅の近くで使えるクーポン情報や今乗っている車両の混雑率、各駅のホーム・出口案内などをチェックできます。山手線トレインネットからはiOSおよびAndroid用のアプリもリリースされており(ダウンロードはこちら)、アプリからも起動できます。公式サイトによれば「降りる駅に近づくと振動でお知らせするなど、アプリならではの機能をご提供します」とあるので、ブラウザでは体験できないようなサービスを受けられるようです

ここでは、ブラウザ版を使って試してみた様子を紹介します。

■トレインネットに接続

Wi-Fi設定から「Trainnet」に接続します。

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メールアドレスの登録と、簡単な利用者情報を入力します。入力するのは「性別」・「年齢」・「職業」です。

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「山手線トレインネット」に無事接続されると、以下のようなポータルサイトが表示されます。

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■トレインネットのコンテンツ

こちらは「遅延情報」です。JRの路線だけでなく私鉄の情報も表示されています。

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「駅・乗換路線」では、現在地から各駅までの所要時間や乗換路線案内、ホーム・出口案内を見られます

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「車内状況」からは、車両の混雑率・車内温度などの情報をチェックできます

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駅周辺のクーポン情報や、沿線ニュースも配信されています。

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このほか、車内にある広告にタッチするとNEWDAYSのクーポンがもらえたりゲームをプレイできたりと、地域情報サイトとの差別化を図ろうとしているようです。

ちなみに、目黒駅付近を通過中に「電子書籍」のページを開いたところ、目黒なだけに「目黒のさんま」を収録した本が一番最初に表示されました。接近する駅にちなんだ書籍が表示されるというのは面白いマーケット手法だと思います。

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今回は目黒駅でのみの検証でしたが、ほかの駅ではどんな書籍が表示されるのか気になります。池袋駅近くだと『池袋ウエストゲートパーク』が表示されるようになるのでしょうか? 他の駅で試してみた方、ぜひ結果をコメント欄にて教えてください。

まだ試験段階ですので、実用化にはまだ時間がかかりそう。今後の導入予定については「今回の試験結果によって判断をしたいと思っております(参考)」と書いてあるので、場合によっては導入が見送られる可能性もあります

列車事故などで電車が線路上で動かなくなってしまった時に無料で新聞・雑誌などが見られたり、ゲームの体験版をプレイしたりできるようになれば、より便利なツールとして機能するのではないでしょうか。プレスリリース(PDF形式)によると、この試験は来年(2013年)1月中旬まで行われるようです。

山手線トレインネット

(安齋慎平)

Photo by Kossy@FINEDAYS.
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