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常識破りなカメラ店が教えてくれる「リーダーの5つの心得」

常識破りなカメラ店が教えてくれる「リーダーの5つの心得」

北関東発祥のコジマを筆頭にヤマダ電機、ケーズデンキ、ヨドバシカメラなどの大手家電量販店が居並ぶ栃木県宇都宮市。そんな激戦区にありながら、県内のカメラ販売シェア15年連続1位、県内の一眼レフカメラの販売シェア60%以上という驚異的な数字を叩きだしているのがサトーカメラです。

日本でいちばん楽しそうな社員たち』(佐藤勝人著、アスコム)ではその「常識破り」な手法が紹介されているのですが、そもそも同店の専務である著者自身が、耳にはピアス、服装もジーパンやキャップなどラフないでたち。しかし、そうした点をも含めた<発想力>が成功の証であることを、同書は証明しています。

本記事ではその中から、「社員がいきいき働くためのリーダーの5つの心得」をご紹介します。

■ リーダーの心得(1) マニュアルを作らない(210ページ)

「マニュアル化は商人にとって一番楽しいところを奪う」。しかも「ありとあらゆる方法を試すからこそ、マニュアルを作ることができない」というのが著者の考え。言われてみれば、本来そういうものですよね。

■ リーダーの心得(2) 「売れる」ではなく、「売る」ことの楽しさを教える(213ページ)

マニュアルから脱してアイデアを自由に発揮すれば、「売れなかった」商品も簡単に「売る」ことができる。そして結果が出れば、「売る」ことの楽しさを実感できる。こうした好循環こそが、商売の要点であるというわけです。

■ リーダーの心得(3) 一人ひとりに得意分野を持たせる(217ページ)

一人ひとりに得意な商品を持たせれば、役割を与えられたアソシエイト(スタッフ)は「量」をこなすことになる。そして「量」をこなすことで「質」が向上する。それこそが、サトーカメラの流儀だとか。なるほど。

■ リーダーの心得(4) 部下は、売るヤツにしかついていかない(221ページ)

望みどおりに動く部下などまずいないのだから、リーダーこそお客さんに売り続けて結果を出すべき。部下は冷静に上を見ているから、自分より売る力があると認めれば、「教えてください」と寄ってくる。「自ら動かなければ相手を説得できない」という考え方の本質です。

■ リーダーの心得(5) 自立した商人を育てる(225ページ)

「商人が育つことで、活気ある店は単なる繁盛店から成長店へと変わっていきます」。ここで著者の言う「繁盛店」と「成長店」の違いを理解すれば、店にとって「自立した商人」の大切さがわかると思います。

お客を見たら友だちと思え」「おきて破りの11年保証」「業界初! 30日間無条件交換」など、同書には他にも刺激的な見出しが並んでいます。そして、それらのトピックのひとつひとつに、ビジネスに応用できるヒントが隠されています。柔らかな文体も読みやすいので、ぜひ手にとっていただきたいと思います。

本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。

(印南敦史)

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