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ほんの少しの悪いことで、最高の思い出が台無しになるのを防ぐ方法

ほんの少しの悪いことで、最高の思い出が台無しになるのを防ぐ方法

脳というのは自分自身をだましたりからかったりするのが大得意ですが、私たちはそのおかげで散々な目にも遭います。何か特別なイベントの時も、全般的にはステキな経験だったはずなのに、たったひとつの些細なトラブルのせいで、ひどい思い出として記憶されることもあります。

米・ニューヨークで消費者心理を研究しているPeter Noel Murray博士は、「Psychology Today」でこのことを以下のように説明していました。

あるお客さんが、商品やサービスにとても満足していたとしても、たったひとつでも嫌なことがあると、「嫌な記憶」として思い出します。例えば、休日に最高のレストランで夕食をとったとします。お店の雰囲気はすてきで、料理もこの上ないほどおいしくて、ワインもすばらしい。ここまでは完ぺきでした。

しかし、ウェイターがテーブルを片付ける時に、あなたのひざにコーヒーをこぼしてしまいました。どんなにおいしい料理やワインも、そのコーヒーの一件だけで台無しになってしまいます。それ以外のことがどんなに素晴らしかったとしても関係ありません。そのコーヒーがとても熱くて脚をやけどしてしまったり、とても高価なドレスやスーツにかかってしまったとしたら、コーヒー以外は最高のディナーでも、二度と思い出されないかもしれません。

基本的に、何か悪いことが起こった時は、記憶のかなりの部分はその悪い思い出で上書きされます。ライフハッカー過去記事の「『ツイてない日』が始まる前に阻止する方法」にもあるように、脳というのはネガティブなことに意識を向けがちです。それを阻止するのに最も良い方法は、できるだけ早いうちに良い記憶も思い出すようにすることです

ほんの少しの悪いことを思い出すのではなく、それ以外の良いことについて考えるようにしましょう。おそらく、悪い思い出がすぐに顔を出して邪魔すると思います。そこで、どうにか良いことも思い出せば、ネガティブな思い出をポジティブな思い出として、脳に記憶させることができます。

How Memories of Experience Influence Behavior | Psychology Today

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)

Photo by Bruno de Regge.
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