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由紀さおりから学ぶ「カメラの向こう側から現実の音楽を制御するたったひとつの方法」~AR三兄弟のライフハックシリーズ vol.2

由紀さおりから学ぶ「カメラの向こう側から現実の音楽を制御するたったひとつの方法」~AR三兄弟のライフハックシリーズ vol.2
公私ともに長男、川田十夢です。今回は映像の向こう側から、現実の音楽を制御するライフハックをご紹介したいのですが、これが文章ではとても伝わり難い。。

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要するに、このふたつの画像のように、カメラの中で音を掴んで、ぐにゃーんってできるようになったということなのですが。わかりますかね?

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元ネタとなったのは、スリットスキャンと呼ばれる写真技法です。比較的古くからあります。映画では、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』などでも使われています。

これを昭和テイストでアレンジし、かつ音楽を制御できるようにしたのが、今回のライフハックです。

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スリットスキャンで映し出された日常は、夢に似ています。要するに、夜明けです。夜明けをタイトルにした昭和歌謡曲が、日本には多く存在します。今回はその中から、「夜明けのスキャット」「夜明けのブレス」「夜明けのMEW」を選曲しました。

それぞれ、ピッチ制御、ディレイ制御、パン制御ができる仕掛けにしてみました。以下に映像を貼っておきますが、パン制御なのにモノラルで撮影してたりして、あんまりニュアンス伝わらないかもなので、気になる人は現物を確認してください。

身体を動かすことで音楽が制御できるということは、どういうことか。たとえば、パンの方向を制御できるプログラムは、お化け屋敷の演出技法になるでしょう。暗闇の中、どこへ逃げても音がついてくる恐怖ったらないです。記憶に新しいオリンピックの開会式とかも、新しい演出が加えられますね。歴代のアスリートたちが、未来のアスリートへ向けてエキシビジョンマッチを行う。その運動が、速度が、そのまま音楽に反映される。新しいパフォーマンスが生まれる。

カメラの向こう側で動く物を検知するということは、物体に音のハイパーリンクを自動的に貼ることでもあります。映画観の臨場感を自動的に増すこともできるでしょうし、逆に「音を触わる」「音を捕まえる」ことだってできるようになるということです。が、それはまた別の話。別のライフハックでご紹介しましょう。

次回(最終回)は、「身体尺の新解釈、空間検索。」という名の、本当に便利な感じのライフハックをご紹介します。川田十夢でした。

(川田十夢)

川田十夢:公私ともに長男。著書「AR三兄弟の企画書」(日経BP)絶賛発売中。twitterアカウントは@cmrr_xxx。8/6-9/14 「AR三兄弟は、GMOとくとく通信で得をするのか、損をするのか展」。


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