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Amazonのプロダクトマネージャーが採用している「逆算的創造法」

Amazonのプロダクトマネージャーが採用している「逆算的創造法」

創造の過程で行き詰まることがあります。「何から始めればいいかわからない...」や「すでにあらゆることがやり尽くされてしまった...」と感じて、動き出せないのかもしれません。そんな創造の壁を越えるために、ビジネス系メディア「Fast Company」はAmazonの「逆算的創造法」を紹介しています。■内部向け「プレスリリース」から逆算して開発

逆算的創造法はAmazonのプロダクトマネージャーたちが使っている方法。製品を作り始める前に、すでに製品が完成したかのようにプレスリリースを書いてしまうのです。

Amazonのプロダクトマネージャーたちは、実際の製品開発に着手する前に、まず内部向けのプレスリリースを書き上げます。商品名、簡単な説明、推薦コメントなどを書き込み、キャッチーな宣伝文句を踊らせます。そこから逆算的に製品開発に取りかかるのです

このプレスリリースはただのアイデアスケッチではありません。実際に上司や広報部に提出するものです。プレスリリースの内容を現実に製品化するべく動き出すのです。

Fast Companyは、他にも優れたアプローチを紹介しています。

■他者と比べず、自分の感情から始める

Fast Companyが選ぶ革新的な企業50社に選ばれた広告会社「72andSunny」のCavallone氏は「アイデアを考える時は広告関係の情報から遠ざかるようにする」とのこと。映画監督や脚本家たちのインタビューを見て参考にしたそうです。

「彼ら(映画監督や脚本家たち)は他の人の映画も見に行かず、脚本も読まないそうです。他人の作品を見てしまうと、『他の人はこんなすごいものを作っているんだ...』と圧倒されて筆が進まなくなってしまうのです」

Cavallone氏はFacebookで友人の作品を、YouTubeで他社の広告動画を見ることが好きだそうですが、アイデアを練るときはできる限り見ないように努力するとのこと。

また、Cavallone氏はコンセプトメイキングで苦しんでいる若いクリエイターに向けて、「テーマや詳細事項について考えるのをやめるように」とアドバイスしています。

「自分が好きなことについて考えてください。何について考えるとワクワクしますか?

「まず、アイデアを紙に書き出します。それがスタートです。それから、そのアイデアに対する自分の感情を見つめてください。どんな感情が湧いてきますか? ワクワクしていますか?」

「真剣に取り組めば、これは本当に役に立つ方法です。まず、自分を喜ばせること。そこから始めるのです」

How To Move Past The "Everything's Been Done" Trap And Find Your Next Great Idea | Fast Company

Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)

Photo by Thinkstock/Getty Images.
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