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成果を上げるには「売り込みをする」より、「相談される人になる」こと

成果を上げるには「売り込みをする」より、「相談される人になる」こと

飛び込み営業にも価値はあるのでしょう。ただ、いまの時代、顧客の心をつかむために必要なのは、自分のファンになってもらうこと、パートナーとして相談されること。そして、顧客の側から「やってほしい!」と思われること。本田直之さんの著書『LESS IS MORE』(ダイヤモンド社)では、そういったスタイルが提案されていました。

今の時代は、縦の関係ではなく横の関係が大事になってきていると思います。上下の関係になって、下の立場に入ってしまうと、そこからなかなか上がれずにストレスが溜まります。逆にフラットな関係で何かをできると、当然アウトプットもよい方向へと変わっていくでしょう。

(本田直之、『LESS IS MORE』、ダイヤモンド社、83ページ)

短期的な売り上げを求めるのでは、顧客としても「やらせてやる」という想いが生まれてしまうのもしょうがありません。それより、まず相談されるような相手になること。その方が長期的な満足に繋がるという話には、納得させられます。

ちなみに本書では、仕事だけでなく生活すべてにおいて、いま何を求めて生きていくのが「幸せ」になれるのかについて、北欧諸国の人たちへのインタビューを通して、導き出されています。デンマークやスウェーデンなどに暮らす人は、幸福度ランキングの高い暮らしをしているとされているのです。

いまわれわれに求められているのは「本当に自分にとって大切なものを、自ら選ぶこと」。本書にて、著者の本田直之さんはそう言います。かたや仕事では暮らしていくためだけに働き、生活においては質素倹約に努めるというのではなく、目の前の昇給よりも自分の成長をめざし、本当に欲しいものには投資を惜しまないという生き方。それこそがいまの時代の幸せであるというのです。

そうした「新しい幸せ」を目指すための10の条件が挙げられていたので、紹介します。

  1. 仕事を楽しんでいる
  2. いい仲間、いい家族がいる
  3. 経済的に安定している
  4. 精神的・肉体的に健康である
  5. 刺激のある趣味やライフスタイルを持っている
  6. 時間を自分でコントロールできると感じている
  7. 住む場所をしっかり選んでいる
  8. いい考え方のクセを持っている
  9. 将来の見通しが立っている
  10. ゴールに向かっている感覚を持つ

(本田直之、『LESS IS MORE』、ダイヤモンド社、59~60ページ)

amazonでも、以下のようなユーザーレビューが投稿されていました。

著者のマインドを足がかりに、僕はこれまで、バイク、レコード100枚、大量の着ない服を処分しました。その分、本を読んだり、旅をしたり、奥さんと代々木公園でバドミントンをする時間が圧倒的に増えました。

まずは自らの生活パターンやスタイルを見直すことから始められそうです。

(年吉聡太)

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