特集
カテゴリー
タグ
メディア

入浴剤で洗濯すると...? 夏を快適にする洗濯の裏ワザ

入浴剤で洗濯すると...? 夏を快適にする洗濯の裏ワザ

こんにちは、夏の暑さに汗だくだくのサラリーマンの姿を見て、早く秋が来ないかなとつい考えている「失業経験有り人事担当」の田中二郎三郎です。

すっかり定着した感のあるクールビスですが、衣料販売店では繊維のきめ細やかさを粗くして通気性を良くしたアンダーシャツなどが、第一線の商品として売れ行きを伸ばしているそうです。

なんとか涼しく夏を過ごしたいと考えるサラリーマン。そして夫にすこしでも涼しく過ごして欲しいと考える主婦の方も多いと思います。今回は、そんな願いを叶えるワザのご紹介です。

前回柔軟剤を効果的に使う方法をご紹介しましたが、実はこの柔軟剤、アンダーシャツなどの洗濯に使用すると、汗を吸い取る「吸水性」をジャマしてしまうのです。

Photo by Thinkstock/Getty Images.

液体の柔軟剤は、陽イオン界面活性剤から成り立っています。この陽イオン界面活性剤が繊維の表面に付着しワックスのようにコーティングすることで、しなやかな肌触りを実現します。しかしこのコーティングは同時に水(汗)を弾いてしまうため、汗を吸収して蒸発させることで快適さを実現するというアンダーシャツ本来の機能をジャマしてしまうのです。

そこでひとつ、提案です。汗を吸い取らせることを目的とした衣類には陽イオン界面活性剤系の柔軟剤ではなく、重曹入りの洗剤か、重曹そのものを洗剤と一緒に入れてみてください。重曹のマイナスイオンが汚れ(=プラスイオン)に反応し汚れ落ちがよくなる(洗剤にはしばしば「重曹パワー」という宣伝文句がありますね)だけでなく、洗濯後に衣類に残ったナトリウムイオンが吸水性を阻害することなく衣類の着心地をなめらかにしてくれます。

バスタオルなど吸水性を重視する洗濯物にも使用できましし、重曹自体は100円ショップでも売っている安価なものなので経済的。気になるのは、人体に対する重曹の安全性ですが、ふくらし粉(ベーキングパウダー)として使用されるなど、安全性は極めて高いです(重曹には色落ち効果も少しあります。白以外の衣料に使用するときは、色落ちに注意してくださいね)。

着心地を重視する衣類には柔軟剤を入れ、吸水性を重視する衣類には重曹を入れることで、少しでも快適な夏生活を送ることができるのではないでしょうか。

さらに快適な夏生活を送りたいと考える方に、究極とまではいかないものの、裏ワザを紹介します。洗濯する際にメントールを混ぜると、干して乾かした後、着ているときに汗でメントールが溶け、涼感を得ることができます

メントールを手に入れるには、メントールを多く含むハッカ油を入手するのが一番簡単です。ただハッカ油というだけあって、洗濯には向いていません。そこでメントールの結晶を薬局で注文することになるのですが、わざわざ薬局にいって注文するのも面倒ですし、あまりコストパフォーマンスがいいともいえません。

そこで身近にあるメントール入りの製品を探してみると簡単に見つかるのが、夏用のクール入浴剤。特にスーパークールとうたった製品はメントールの配合率が高くなっています。

洗濯機が「すすぎ」の段階に入ったときこの入浴剤を水に溶かすことで、メントールが衣類にしみこんだ涼感衣料のできあがりです。またもや人体への安全性検証ですが、メントール自体は食品であるハッカから抽出したものですし、入浴剤の主成分である炭酸水素ナトリウムは実は重曹のことですので安心です。唯一気がかりなのがは、入浴剤には着色料が入っていることでしょうか。思わぬ色移りが無いように、一度いらないタオルなどで試してから実践してみてください。

高温多湿の日本の夏、すこしでも快適に過ごしましょう!!


(田中二郎三郎)

swiper-button-prev
swiper-button-next