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あの頃に戻りたい! Lion以降のMacで『Spaces』を復活させる方法

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「Mac OS X 10.5 Leopard」で導入されたマルチデスクトップ管理ツール『Spaces』は、とてもすばらしいツールでした。ところが悲しいことに、アップグレードしたLionでは使えなくなってしまいました(もちろんMountain Lionでも...)。ここでは、そんな愛しのSpacesを復活させる方法をご紹介します。

Lionでは、4本指スワイプでデスクトップを切り替えられるようになりました。しかし、Appleはデスクトップを一列に並べてしまいました。さらに悪いことに、デスクトップの切り替え時に余計なアニメーションを挟んでしまったのです。生産性向上とは真逆の方向を向いてしまいました。

しかし、嘆くことはありません。道はあります

■まずは試行錯誤...。

120731-totalspaces-starter.jpg

筆者は「Mission Control」のアニメーションを高速化することを思いついたそうです。高速化のためには、ターミナルから次の2つのコマンドを入力します。

defaults write com.apple.dock expose-animation-duration -float 0.15
killall Dock

これでアニメーションが少し速くなります。ほかにも「Expose」や「Show Desktop」コマンド時のアニメーションも高速化しました。ところが残念なことに、肝心のデスクトップの切り替え時には効果はなかったそうです。そこで、次の作戦へ...。

■ショートカットを変えてみた

さらに調べたところ、「Ctrl」+「矢印キー」のショートカットではなく、「Ctrl」+「数字キー」を使うと、デスクトップの切り替えが速くなることがわかりました。

以前は、デスクトップ1からデスクトップ2へ切り替えるときに「Ctrl」+「右矢印キー」を押していました。しかし、これだとあのスローなアニメーションが表示されてしまいます。そのかわりに「Ctrl」+「2」を押せば、アニメーションが速くなり、すばやく目的のデスクトップに移動することができます。

これはまずまずの解決策でしたが、まだ満足いくものではありません。たしかにアニメーションは速くなりました。でも、昔のようなグリッドスタイルのSpacesが使いたいのです! シンプルな2×2の分割画面がイチバン使いやすいのに、なんでAppleはSpacesを一列に並べてしまったのか...。

ここで、いよいよアプリ『TotalSpaces』の登場です。

『TotalSpaces』でSpaces完全復活!

TotalSpaces』はSpaces同様のグリッドスタイルに戻せるサードパーティーアプリ。ほかにもさまざまな便利機能を搭載しています。

  • トランジションエフェクト(場面切り替え時の視覚的効果)の変更。
  • デスクトップをスワイプで切り替え(左右、上下ともにスワイプ可能)。
  • Mission Controlで廃止されたSpacesだけのオーバービューを復活。
  • 任意のアプリを特定のデスクトップに割り当て可能(Lion以降では、Dockのアプリアイコン上で右クリックして「オプション」>「割り当て先」>「このデスクトップ」でできるようです)。

TotalSpacesはベータ版は無料で、正式版は12ドルになるそうです(2012年8月2日現在)。

このアプリを使えばあの頃の使いやすさにかなり近づけるはずです。それでも結局は、Mountain LionよりSnow LeopardのSpacesが使いやすかったのは事実、と筆者は語ります。同じくSpacesを愛する方は、ぜひお試しあれ!

Adam Pash(原文/訳:伊藤貴之)

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