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松岡修造が「退屈な講義でも最後まで聞く」理由~朝の読書

「苦手な場所はディズニーランドにしてしまう」「怒りを覚えたら頭の中で歌をうたう」「明日からパリに行くなら、今日からパリ時間で行動する」「マクドナルドはレジ近くのポジションで完全攻略」「いつも心に富士山をイメージする」...。

上記は『人生を変える 修造思考!』(松岡修造著、アスコム刊)の目次に踊る言葉の、ほんの一部です。あなたはこれらを名言だと思うでしょうか。それとも迷言だと即断するでしょうか

amazonのレビューでも賛否両論です。賛同する意見であっても、「ネタ本」としての価値をのみ認めるコメントもいくつか見られます。

果たしてその実は、どうなのか。確かめるため実際に手に取りました。結論から言うと、本書はすべてが「ネタ」であり「熱血漢の独りよがり」と切って捨てるには非常に惜しい本です。特に気になった部分を紹介します。

どんなに面白い部分を探そうとしても、見つけられないこともあります。そんなとき、僕は目線を変えます。楽しもうと思っても楽しめないときは、なぜ面白くないのかを考え始めるわけです。

(『人生を変える 修造思考!』49ページ、太字は本文ママ)

自身、講演会の壇上に上がることもある松岡さんは、他人の講演に際しては必ず前の方に座るのだといいます。そして退屈だと思ったら「スイッチ」を切り替え、退屈な理由が何かを観察して見つけ出そうとするのです。

文章の締めとして、こうも書いています。

マイナスのイメージをそのまま受け入れずに、その感情を抱いた原因を考えてみると、自分に役立つものがみえてくる

(『人生を変える 修造思考!』51ページ、太字は本文ママ)

本書の他の章では、確かにネタとしか思えないタイトルも目に入ります。ただ、不思議な説得力があるのは確かです。私は彼の言葉から「自分の人生を自分らしく生きる」という、真の意味での「ライフハック」の実践者の姿を感じました。

皆さんはどうですか。読んでみたという方は、ぜひコメントで意見を聞かせてください


(年吉聡太)

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