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孔子いわく「生涯一日たりとも働かなくて済む」方法は「情熱」と「愛」がカギ

情熱は大切です。情熱はあなたにモチベーションを与えてくれます。孔子は「汝の愛するものを仕事に選べ、そうすれば生涯一日たりとも働かなくて済むであろう」と言っています。もっとも現実にはそれほど単純なことではないでしょう。また、仕事に対する情熱は誰かから与えられるものでもありません。自分自身が獲得しなければならないものです。

しかし、孔子が言うように、「仕事」と「情熱」には強い結びつきがありそうです。情熱の大きさにより仕事に没頭できるかは変わります。では、情熱を保ちながら仕事をするにはどうすればよいのか。いや、そもそも仕事に情熱は必要なのでしょうか?

作家で起業家のBen Casnocha氏はインタビューの中で、「良いキャリアを形成するうえで情熱はどれくらい重要か」と問われ、次のように答えています。

情熱は非常に重要です。その仕事に情熱を持っていれば、よりよく、より長く働くことができます。問題は「あなた自身が情熱を見つけられるか」、そして「能力を磨くことを通して自ら情熱を築きあげることができるか」ということです。

また、情熱とほかの懸念事項の兼ね合いも問題です。例えば、あなたの願望と世の中の現実との折り合いをどうつけるか、など。情熱はたしかに重要ですが、現実はそれほど単純ではないのです。情熱があっても実力が伴わなければたいしたことはできませんし、誰もお金を払ってくれなければ限界が生じます。さまざまな要素のバランスをとる必要があるのです。情熱はそのひとつに過ぎません。

Ben氏の回答はよくあるジレンマを指し示しています。成長し、熟達するためにはその仕事を愛する必要がありますが、うまくできないうちはその仕事を愛することが難しいという事実です。

筆者はしばしば、何かに情熱をもち、愛していた人が、自分にその対象がうまくできないことがわかると(少なくともすぐには上達しないことがわかると)、いつしか情熱を失ってしまうのを見てきたそうです。実にもったいないことです。仕事や人など、何かに対する愛情は誰かから与えられるものではありません。また、いつでも愛をもてるわけでもないのですから。

人生の中で、間違いなく期待できる唯一のものは「変化」だけです。もし今あなたが情熱を失っているなら、かつて情熱を持っていた時のことを思い出すようにしてください。情熱を取り戻すには、困難を乗り越え、絶え間なく学び続けることです。これは仕事の能力も高めてくれます。また、愛する何かを選ぶというのは、良い気分だけを求めていくことではありません。多少のことでは影響を受けないように、むしろ悪い気分にうまく対処していく術を身に付けるほうが大切です。

Why Entrepreneurial Thinking Is For Everyone Now | The 99 Percent

Adam Dachis(原文/抄訳:伊藤貴之)

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