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太りやすそうなドレッシングは、野菜の健康効果をジャマしない?

栄養士さんなどは「サラダをヘルシーに食べたいのであれば、マヨネーズタイプのドレッシングやブルーチーズを使ったドレッシングはダメだ」としばしば語ります。しかし、「分子栄養食物研究所(Molecular Nutrition and Food Research)」の新しい研究によると、太りやすいと言われているドレッシングの一部には、低脂肪のドレッシングよりも野菜の健康効果を邪魔しないという良い働きがあることがわかりました。

Photo by Alisha Vargas.

なお、ウェブサイト「the Atlantic」では、研究自体は小さなもので、科学的にも何か新しい発見があるわけではないと指摘しています。異なる栄養素がともに機能しているというだけです。

実験では、サラダに3つのタイプのドレッシングをかけました。1つ目は飽和脂肪酸のもの、2つ目は不飽和脂肪酸のもの、最後に一価不飽和脂肪酸のものです。どれが一番野菜の栄養価を高めたと思いますか? 実は一価不飽和脂肪酸(今回はキャノーラ油)だったのです。

リコピンやベータカロテンに含まれている「カロテノイド」は、心臓疾患やその他の慢性疾患のリスクを軽減するのに効果があると証明されていました。従って、摂れば摂るほど体にいいのです。キャノーラ油のドレッシングを摂った被験者は、血液中に含まれるこのカロテノイドのレベルが最高になりました。一方で、バターや植物性油がベースのドレッシングを摂った被験者が、同じレベルに到達するには、さらに多くのドレッシングを使う必要がありました。

すべてのことにおいてバランスが大事ですが、この研究結果から分かるのは、野菜の栄養価を邪魔しない働きがあるキャノーラ油のドレッシングなら、そんなに必死になってカロリーを気にする必要はないということです。

Make Your Vegetables Even Healthier With...Fatty Salad Dressing? | The Atlantic

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

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