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「気を散らすもの」があると創造的なアイデアが湧きやすい!?

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「気を散らすもの」はロジカルシンキングの大敵ですが、洞察問題(解答に発想の転換が必要となるような問題)を解こうとしていたり、創造的なアイデアを呼び起こそうとしている時にはむしろ助けとなるそうです。最近の研究(英文)によると、脳を普段とは別の形で使う必要があるときは、生産活動に最適な時間帯はむしろ避けた方がいいことがわかりました。

『Scientific American』誌のCindi May氏は以下のように説明しています。

洞察問題を解くには「思考の飛躍」が必要です。ここでは「気を散らすもの」への感受性が活きてきます。人は、オフピークの時間には注意力が散漫となり、広い範囲の情報について考えを巡らせているものです。この幅広い視野が思いがけないアイデアや、多様な解釈をもたらしします。これがイノベーションや洞察につながるわけです。

実際に、この研究の被験者達は「生産活動に最適でない時間帯」にテストを受けた場合のほうが、洞察問題を解くことに成功しやすかったとのことです。

もちろん、これはやるべき仕事を放棄して何時間もFacebookに逃げ込んでいいと言っているわけではありません。しかし、軽く音楽をかけたり、少しどこかへ出かけたりするのは有効です。「気を散らすもの」をうまく身の回りに置いて思考に自由を与えれば、きっとよいアイデアが浮かぶことでしょう。

The Inspiration Paradox: Your Best Creative Time Is Not When You Think | Scientific American

Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)

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