
何気なく利用しているATM。実は泥棒に狙われやすい存在でもあります。注意を怠ると、あなたの大切な情報がスキミングやその他の装置を使って、簡単に盗まれてしまいます。スキンミング被害に遭うリスクを減らす一番の方法は、銀行内に設置されているATMだけを使うようにすることです。
匿名の警察官であるOfficer Xさん(リアル警察官です)は、長年様々なATM詐欺の手口を見てきた経験をふまえ、自身のブログで銀行内のATMを使った方が安全である理由を説明しています。
銀行内のATMの周囲には何台もの監視カメラが設置してあり、メンテナンスもしっかりしています。一方、屋外に設置されているATMは、泥棒がカード情報を盗むためのスキミング装置やカメラなどを、こっそり仕込むことが比較的容易です。米国では、特にガソリンスタンドのATMがよく狙われるとのこと。
また、屋外のATMでは現金の預け入れは避けた方がいいようです。泥棒がニセのATMを設置しているケースがあり、カード情報のみならず、預け入れた現金まで持ち去られてしまう可能性があります(海外では特に注意してください)。
ATMのスキミング被害から身を守る方法についてさらに知りたい方は、こちらの過去記事(その1、その2、その3)もご参考まで。
How to Prevent Getting Ripped Off at the ATM Machine | No Handcuffs
Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)
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