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住宅メーカーが提案する環境と調和するスマートモビリティ[#TMS2011]

住宅メーカーが提案する環境と調和するスマートモビリティ[#TMS2011]

東京モーターショー会場内で開催されている「SMART MOBILITY CITY 2011」では、モーターショー初となるモーターショー住宅メーカーからも出展。ホールの中には、木材を基調とした和のショールームも出現しています。そこでは、家と環境にマッチするコンセプチャルカー=「スマートモビリティ」なるものが展示されていました。

展示を行っていたのは、トステムやINAXなど、5つの会社が統合して今年4月に誕生した住宅設備機器メーカーの「LIXIL(リクシル)」。同社では家の中だけではなく、環境と調和する新しい暮らし方として、電気自動車システムの開発も進めているとのこと。今回は「いのちもくるまも集う家」をテーマに、生活空間の中にあっても違和感のない乗り物として、木目調のEVとマホガニー製の自転車が出展されていました(なぜか本物のポニーも2頭いましたが...)。

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いずれも家具クリエイターとのコラボで生まれたものですが、小さな一人乗りEVは、新進気鋭の家具クリエーターのKOMA氏とのコラボレーションによって生まれたもの。他のブースで見られるような未来志向を感じさせるものとは真逆のデザインで、ボディなどはまるで寄せ木細工のようです。座席の後ろは木彫デスクのようになっていたり、天井のルーバーはすだれのように手で開くことができるなど、自然の感じられる工夫がされているのだとか。EVは参考出展といいつつちゃんと走ることもできるそうで、フロントをはじめ、強度の必要な部分には「EDS加工材」が使われています。

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ちなみに「EDS加工材」とは、特殊処理によって木材に不足する耐久性を高める技術で、たとえば竹をEDS加工すると釘が打てるほど丈夫になり、日用品から家にまで使えるようになるのだそうです。最近では、開発途上国への技術移転も進められるほど注目されていて、環境保護の観点からも、これからあちこちで見られるようになるかもしれません。

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そんな一人乗りEVですが、移動用というよりはちょっとした移動店舗のような雰囲気もあったりします。もしかしたら、そんなところからスマートモビリティが始まっていくのかもしれませんね。

リクシル

(野々下裕子)

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