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アイコンをパスワードにする画期的な認証ソリューションが登場

アイコンをパスワードにする画期的な認証ソリューションが登場

セキュリティで大事なのは、パスワードの認証設定。とはいえ、パスワードはあまり長すぎると記憶するのが面倒だし、かといって短すぎるとバレる心配が...。そんなパスワードの存在を根本的に変える認証ソリューションが、幕張で開催された「第1回情報セキュリティEXPO」に出展されていました。

PassIcon(パスアイコン)」というその名のとおり、画面に並んだアイコンを選んでパスワード認証するというもの。アイコンなんか使ったら、かえって知らない人にもバレてしまいそう...と思うのですが、同じアイコンを入力しても、なぜかユーザー以外は認証できないという不思議な仕組みになっています。

ポイントは、実は画面に表示されているアイコンはフェイクで、パスワードにあらかじめ設定した法則にのっとって入力しなければ認証されないようになっているところ。さらに、アイコンの配置は表示される度に変更できるので、特にATMのような操作をしているところを盗撮されたり、盗み見られる可能性があるところで利用すると効果が高いのだとか。オンラインのログインでブラウザにパスワードを記憶させている場合、その認証にPassIconで2重にプロテクトする、という使い方もできるのだそうです。

え、たったそれだけ? と思うようなアイデアですが、セキュリティのソリューションとしては画期的なアイデアなのだとか。開発したのは、韓国でPKI(公開鍵暗号基盤)を手がけている企業ですが、同製品をマイクロソフト社にプレゼンしたところ、「どうしてわが社がこのアイデアに気が付かなかったのか」と担当者がくやしがったという逸話があるそうです。結局、マイクロソフト社には採用されなかったものの、おかげでいろいろなシチュエーションでこのサービスが使えるようになります。

111031passicon02.jpg

アイコンはキャラクターや独自のものを追加設定できるので、忘れにくくできる点でも効果がありそうです。スマートフォンへの搭載も可能で、アプリとしても提供できるそうなので、近いうちにどこかで、パスアイコンを使う時が来るかもしれませんね。

PassIcon(パスアイコン)

(野々下裕子)

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