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「怒りをぶちまけるよりもイヤミを効かせたほうが、相手の生産性を高める」という研究結果

いつまでもダラダラした他人の仕事に、イライラすることはありませんか?

「まだ終わらないのかよ!!」と、つい怒りをそのままぶちまけたくなりますが、「えらくゆっくりだねぇ~」と、イヤミっぽくつぶやいたほうが効果的だそうです

米紙『ワシントン・ポスト』では、心理学専門誌『Journal of Applied Psychology』に掲載された、ある研究結果を紹介。この研究で、ヒトはイヤミを聞くと集中力が高まり、より創造的な課題解決につながることが明らかになりました。

学生にカスタマーサービスのスタッフを演じさせ、顧客役からの電話を受けて、顧客からの課題を解決するように指示しました。まず、怒りの電話と好意的な電話で反応を比較したところ、怒りの電話を受けたときのほうが集中していましたが、課題解決という面では、必ずしもいい成果は出なかったとか。そこで、怒りを内に秘めたイヤミっぽい電話を取らせたところ、課題を多面的に捉え、よりよい解決につなげたそうです。

この実験結果を踏まえ、研究チームでは「その発言の背後にある怒りが学生の集中力を高めつつ、イヤミというウィットによって、怒りが持つダメージが軽減されたのだろう」と考察しています。

いくら正論であっても、自分の怒りの感情をそのまま相手にぶつけると、そのスピードで反発されてしまうもの。相手を動かすためには、「イヤミ」というオブラートでやんわりと伝えるほうがよさそうですね。

How sarcasm can boost creativity | The Washington Post via @rosa

Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)

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