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「がんばる」というライフハック【その3】~言いにくいことこそ、メールで言う

「がんばる」というライフハック【その3】~言いにくいことこそ、メールで言う
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「言いにくいことはメールで言うな」という根強い意見がありますが、深くお詫びしなければいけないシーンを除いては、「言いにくいことこそメールで言うべき」です。なぜなら答えは簡単で、「言いにくいこと」の多くは、相手にとって「聞きにくいこと」だからです。

「言いにくいからメールにさせていただいたのですが...」「OK、ちょうどこっちも対面でそんな話を聞きたくはないと思っておりました...」ということで、不思議なWIN-WINの関係ができあがります。

Photo by lukatoyboy.

■「誘うときは、メールよりも対面の方が応じてもらえる」の罠

突然人を誘った場合、とっさに「行きましょう」と応じてもらえることはあるかもしれませんが、「あのときOKと言ってしまったが、やっぱり行く気がしない...」と思われて、直前にキャンセルされることもあるでしょう。また、会ってもらえたとしても、いざ会ってから楽しくなさそうだったり...ということも十分に考えられます。本当は行きたくないのに断りづらくて来てしまったら、表情も曇りがちです(なお、「直前にキャンセルする女が多すぎる!」とお怒りの男性は、もしかしたら直前にキャンセルされたというより、無理に誘っていたことが敗因だと考えられます)。

メールで人を誘った場合、たしかに断られやすいですが、もし先方が誘いを待っていた場合、断られることは絶対にないはずです。つまり冷静に考えてみると、「対面で誘うと成功率が上がる」の上がった分の確率の実態というのは、「対面だと断りづらくて渋々OKしてしまった」ということにすぎず、断りにくい状況に追いこまない限り、誘いに応じてくれないような人とは縁があるはずもないですし、関わっていても時間の無駄でしかありません

なお、メールが有効といっても「今週はいつが空いてる? 飲みに行かない?」のような誘い方は論外。日程を決めて、「○○日に飲みに行きませんか?」が適切です。なぜなら前者の場合、断りたいなら「今週はずっと忙しい」という不自然な断り方しかできず、対面で誘うときと同等の圧迫感が発生してしまうからです。

■報告・相談もメールのほうがリスクヘッジになる

報告や相談のメールも「対面の方がいい」という人が根強くいますが、それは権力を持っている人限定の話です。なぜなら、対面だと「証拠が残らないので、適当に話してOKかも」という気分になる上、読む努力をしなくても、わかるまで何度も説明を求めることができるからです。後者はともかく、前者はメールしないと不利な立場に立たされてしまい、対面で話した方がむしろ損することになるので、言った言わないの話になりそうな人には、しっかりメールしておくことをおすすめします

もし、メールだと足りない...というのであれば、メールに相談や報告の内容について書いておき、「のちほど伺いたいと思っておりますが、いつにすればよろしかったでしょうか」などと伺う姿勢を見せておけば、印象を悪くすることはありません。

■忙しい人にはむしろ対面のほうが無礼になる

また、急ぎの案件を電話で確認したいこともあるかもしれませんが、これも本当に急ぎの時以外は避け、メールですませた方が無難です。なぜなら、電話して「今お時間大丈夫ですか」と言われて「ちょっと後にしてください」とは言いづらいものです。これも飲みに誘うときとまったく同じ構造で、「(時間が)大丈夫ですよ」という返事をしながらも、早く電話を切りたいがために話し終わる前に相槌を打っていたり、語尾がとげとげしかったり...。「今電話しても大丈夫だって言ったじゃん...」と思う人もいるでしょうけど、その人は「今はダメです」と言えなかっただけなのです。

そもそも、対面で気持ちをダイレクトに伝えたり伝わってきたりすることは、見方を変えるとかなり乱暴な行為です。「気持ちが伝わりすぎない」メールの利点をうまく使って、仕事や私生活を円滑にすごしていきたいものですね。

ココロ社

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