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年をとると記憶力が悪くなる科学的な理由

年齢を重ねるごとに記憶力は悪くなっていくという事実...。年をとるとカギを置いた場所や車の駐車場所を以前より忘れやすくなる...ということは、誰もが知っていることです。この記憶力が悪くなるプロセスについて、神経科学者が研究し、発表しています

Photo by Sue Clark.

ジョン・ホプキンス大学の神経科学者であるマイケル・ヤッサ氏によると、年齢を重ねるたびに記憶するのが大変になる理由は、年齢と共に海馬への経路が退化していくからだそうです。海馬は記憶が保管される場所なので、年齢を重ねるとともに脳が情報を処理して記憶するのが難しくなる、というのもうなずけます。

要するに、脳が情報で満杯になってしまっているわけではなく、年をとるごとに脳が情報を書き込み、保存する機能が弱くなっているのです。さらにヤッサ氏によると、こうした脳の機能の低下により、新しく記憶を書き込むよりも、もともと保存してある昔の記憶を思い出すほうが簡単になるため、年をとると昔の思い出を懐かしむようになるとのこと。

ヤッサ氏は、脳の経路をなおす方法は提案していませんが、この研究内容が将来アルツハイマー病の治療に役立つ可能性はあります。とはいえ、年齢とともに進む記憶力の低下をそのままにしておけばいいというわけではありません。ライフハッカーの過去記事で紹介した記憶力を高める方法や、記憶力に関する記事一覧(英文記事)を、記憶力を保つ方法として活用してみてください。

As Time Goes By, It gets Tougher to "Just Remember This" | Medical Xpress via Neatorama

Alan Henry(原文/訳:曽我美穂)

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