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他の人にも一目で分かる報酬であれば、大したものでなくてもやる気が出るという法則

他の人にも一目で分かる報酬であれば、大したものでなくてもやる気が出るという法則

子どもの頃は、小さなシールがもらえるとか、黒板に名前が書かれるなんてことだけでも、十分やる気が出ていましたよね。でも、大人になったらそんなものではやる気は出ない! そう思ってはいませんか?

実は、「報酬がたとえ大したものでなくても、大人のモチベーションは上げられる」ということが証明されました。オハイオ州のアスレチック団体によると、大の男がマグカップ一つで激しく争うという実験結果が出ています

Photo by KOMUnews.

そもそも報酬自体の価値というのは、そこまで高い必要はありません。ジョージメイソン大学のある研究者は、「他のチームメンバーにも見える(分かる)報酬というのが、報酬の価値になるのだ」と提唱しています。

どのような実験をしたかというと、ざっくりと説明すれば「人生ゲーム」のようなゲームを4人1組のチームでやり、1勝負終わるごとに勝者にはアイスクリームサンドが、もしくは勝者チームのメンバーにはコーヒーのマグカップがプレゼントされるというものでした。

マグカップが賞品でも、男性のチーム(女性のチームではなく)は勝つ意欲が高まり、ゲーム中に明らかに前よりもお金を使うようになったり(もちろんゲームの中での話です)、できるだけチームメートから高く評価してもらおうとしました。マグカップをかけて闘っている時は、男性は互いを出し抜こうとするのではなく、チームメンバー同士でもより協力しあうようになったのです

この実験により、ちょっとした報酬でもチームの努力に影響を与えられるということが分かります。アイスクリームやマグカップでなくとも、誰にでもわかるような「目に見える報酬」が、時にはやる気を出す力になるということです。男性の多い社内でチームの競争力を上げたい時など、このアイデアを応用してみてはいかがでしょうか。

The Science Behind College-Football Helmet Stickers | Playbook/Wired via BoingBoing

Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)

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