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遅いネットワーク対策に、サブブラウザを導入するための10の方法

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公衆無線LANやテザリング接続は、ネットワーク速度が遅く、不安定なこともあります。ネットワーク速度に応じて、その都度ブラウザを調整するのも一法ですが、こちらでは、ネットワーク速度が遅いときに備えて、最適なサブブラウザを設定するコツをご紹介しましょう。

1: ブラウザを選ぶ

まずは、サブブラウザにするブラウザアプリを選びましょう。オススメは、ライフハッカーアーカイブ記事「2011年3月ブラウザスピード対決:IE 9、Firefox 4、Chrome11など」でも速さが際立った『Opera』。Operaの「Turbo」モードは、遅いネットワーク接続でのブラウジングに完璧な機能です(詳しくは、2. 参照)。また、普段Operaをメインで使っていない方であれば、Firefoxの複数プロフィール設定のような手間もかかりません(Operaをメインブラウザにしている場合は、通常ブラウジング用のほか、遅いネットワーク接続のための第二プロフィールの作成も可能。具体的な方法は、こちらのページ・英文をどうぞ)。

もちろん、Operaを使いたくない人は『Firefox』や『Chrome』をサブブラウザにしてもOKです。

Firefox

Firefoxをメインブラウザに使っていて、かつ、サブブラウザとしてもこれを使いたい場合は、複数プロフィールを設定しましょう。詳しくは、ライフハッカーアーカイブ記事「複数のFirefoxプロフィールを作成し、生産性+セキュリティを向上させる方法」をご覧ください。


Chrome

Chromeは様々な調整が可能ですが、遅いネットワーク接続のためのサブブラウザに使うのは、あまりオススメできません。ライフハッカーアーカイブ記事「ボクがChromeからFirefox4に乗りかえた6つの理由」でも触れたとおり、Chromeはカスタマイズ性に乏しいゆえ、そもそも設定できないものもありますし、できたとしても、その手順が複雑です。


2: Opera Turboを使う

Operaイチオシの理由は、Opera Turboの存在が大きいです。遅い接続でのウェブ最適化機能で、リクエストしたウェブページをOperaサーバで圧縮し、簡素版を表示できます。画像がピクセル化されるなどの面はありますが、ウェブページの読み込みで延々と待たされることがありません。

Opera Turboは、ウィンドウ下から手動で有効化、もしくは、遅い接続を認識すると自動的に有効化させることもできます。米Lifehackerとしては、手動のほうが、オススメのようです(Opera Turboについては、ライフハッカーアーカイブ記事「遅い接続でのブラウジング速度を向上させる『Turbo』機能がさらに進化した『Opera 11.10』」もあわせてどうぞ)。

3: 広告やFlashをブロックする

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遅いネットワーク環境で広告やFlashアニメを読み込もうとすると、読み込み時間が長くなることがあります。これらをブロックするための機能を実装しておきましょう。


Opera

広告のブロックには、拡張機能「Opera AdBlock」があります。また、Opera Turboでは「Flashblock」が適用され、Flashをブロックできます。


Firefox

拡張機能「AdBlock Plus」で広告をブロック。Flashのブロックには、拡張機能「Flashblock」を利用しましょう。


Chrome

広告のブロックには、拡張機能「AdBlock」があります。また、ビルトインの「Click to Play(クリックして再生)」機能を使えば、必要なときだけにFlashを起動させられます(このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「必要な時だけFlashやその他のプラグインを起動させるようにChromeを設定する方法」参照)。


4: 拡張機能は少なめにする

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多くの拡張機能を使うと、ブラウザの動作が遅くなることもあります。筆者は、広告やFlashのブロックなど、ブラウジングスピードを向上させるもの以外、サブブラウザには極力拡張機能をインストールしないことにしているそうです。これは、好みにもよります。

たとえば、通常のブラウザと同様にブックマークやパスワードを設定したいなら、「Xmarks」や「Lastpass」といった拡張機能は必要です。一方、帯域幅を節約することが優先ポイントならば、極力サブブラウザには拡張機能をインストールしないほうが良いでしょう。「スピードと利便性のいずれを、どれくらい取るか?」がポイントです。

5: ホームページ、新規タブを軽量化する

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「myfav.es」などを使った新規タブページや、iGoogleをホームページに設定すると、遅いインターネット環境では読み込みに時間がかかり、貴重な帯域幅を使うことになります。ホームページをブランクページに設定したり、新規タブをローカル保存するなどして、「軽量化」しましょう。

Opera

「設定>一般設定」で、ホームページのURLに「about:blank」を入力し、ブランクページを設定しましょう。また、新規タブページは、Operaのデフォルトのとおり、すべてローカルに保存するように設定します。


Firefox

Firefoxには、これらのためのビルトイン機能がありません。ホームページを「about:blank」と設定するか、拡張機能「Speed Dial」を使う方法があります。


Chrome

Chromeでも、新規タブページをローカル保存できます。


6: モバイルサイトを使う

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モバイルサイトが常によいとは限りませんが、通常のウェブサイトよりも速くメールをチェックしたり、記事を読めるので、耐えられないほど接続が遅いときは、試す価値アリです。

たとえば、GmailのiPad対応ページは見た目もよく、遅い環境での動きもベターです。モバイルサイトを表示するための一番手っ取りばやい方法は、サブブラウザのユーザーエージェントをモバイルデバイスに変更すること。少しでも見栄えのよいモバイル最適化サイトを利用したいなら、iPhoneやiPadに変更するのも手です。

Opera

残念ながら、Operaはモバイルデバイスへのユーザーエージェント変更に対応していません。代替手段として、モバイル版のウェブサイトをブックマークしましょう(例:iOS Gmailモバイル版米Lifehackertouch Facebook)。この点からも、サブブラウザにXmarksのようなブックマーク同期ツールをインストールする必要はないかもしれません。

ウェブサイトにモバイル版がない場合は、Googleの「Mobilizer」を使うと、帯域幅にいいです。Mobilizerは、ウェブページのURLを貼り付けると、モバイルに適したバージョンのウェブページなどを作成してくれます。すべてのウェブサイトに使えるわけではありませんが(実際、米Lifehackerはうまくいきませんでした)、ウェブサイトが重過ぎるときは、頼みの綱となるでしょう。


Firefox

Firefoxのユーザーエージェントを変更するには、拡張機能「User Agent Switcher」が使えます。


Chrome

Chromeのユーザーエージェントを変更する方法については、米Lifehacker記事「Change Google Chrome's User Agent String(Google Chromeのユーザーエージェントを変更する方法・英文)」を参照ください。


7: キャッシュを拡大する

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PCからウェブサイトにアクセスすると、ブラウザは、そのページのコンテンツをハードドライブからダウンロードし、そのサイトに戻ったとき、再ダウンロードする代わりに、これらのコンテンツを「キャッシュ」から情報を取得します。これによって、ウェブページの読み込みが速くなるわけです。そこで、ネットワークが遅いときは、キャッシュサイズを大きくすると、オフラインでより多くのデータが保存できるので、ページ読み込みを速められます。

Opera

「設定>詳細設定」タブのサイドバーにある「履歴」に移動し、「ディスクキャッシュ」のサイズを大きくします。ただし、キャッシュを大きくしすぎるとブラウザが遅くなることもあるので、最適なポイントを見つけることが必要です。キャッシュサイズの設定については、Opera公式ウェブページ(英文)もご参考まで。


Firefox

「オプション>詳細>ネットワーク」タブで「キャッシュサイズを制限する」をチェックし、キャッシュサイズを入力します。


8: 画像を無効化する

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ページ読み込みをスピードアップさせるには、画像の読み込みを完全に無効化するのも一法です。見た目はよくないでしょうが、速く、読みたいものは何でも読めます。

Opera

「設定>ウェブページ」タブで、「画像の表示」をドロップダウンし、「キャッシュされた画像のみ」、または「画像を表示しない」を選択します。「キャッシュされた画像のみ」では、ローカルにすでに保存されたもののみ読み込むので、このためにインターネット接続を使うことはありません。


Firefox

「オプション>コンテンツ」タブで「画像を自動的に読み込む」のチェックを外します。


Chrome

「オプション>高度な設定>コンテンツの設定」タブで、「すべての画像を表示しない」を選択します。


9: ブラウザセッションを保存する

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ブラウザセッションを保存すれば、再起動するごとの読み込み時間を改善できます。



Opera

拡張機能「Tab Vault」を使えば、開いているタブを保存できます。


Firefox

ライフハッカーアーカイブ記事「Firefox4の『about:config』設定でメモリ使用量を軽減」を参考に、「about:config」で設定しましょう。


Chrome

Chromeには、これを実現する方法はありません。ただ、持ち歩き用のネットブックやラップトップPC、またはサブマシンなら、必ずしも最後に開いたタブが必要というわけでもないでしょう。もちろん、コンピュータをどのように使うか次第です。


10: 自動更新を無効化する

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多くのブラウザでは、バックグラウンドで自動更新するのが一般的になってきました。しかし、接続が遅い場合では、貴重な帯域幅が、この自動更新によって知らず知らずのうちに使われてしまいます。これを防ぐには、自動更新を無効化しましょう

Opera

「詳細設定」のサイドバー「セキュリティ」で、「オートアップデート」のドロップダウンから、「利用可能なアップデートについて通知する」を選択します。


Firefox

「オプション>詳細」タブで、「Firefoxの更新が見つかったとき」にある「どうするか確認する」にチェックを入れます。こうすれば、更新が見つかったときに知らせてくれ、知らないうちにインストールされることはありません。


Chrome

Chromeで自動更新を無効化するのは、若干手間です。こちらのウェブページを参考にしてみてください。


外出先などで無線LANを利用する機会の多い方は、これらの方法を参考に、スローネットワーク仕様のサブブラウザを作っておくと便利ですね。

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)

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