米Lhが読者からのご質問「Dropboxの帯域幅の制限って何?」にお答えします
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米Lifehackerでは、Dropbox愛用者である「Devoted to Dropbox(Dropbox大好き)」さんから、「Dropboxの帯域幅制限って何ですか? 自分のウェブサイトの静的ファイルを、Dropboxにホスティングしても大丈夫ですか?」というご質問をいただきました。これに対し、米Lifehackerでは、「Digital Inspiration」の記事(英文)を引用しながら、次のように回答しています。
「Dropbox大好き」さんへ
Dropboxは、いろんな使い方ができますが、サイズの大きいファイルをたくさん共有すると、帯域幅制限の問題が出てきます。
テクノロジー専門家のAmit Agarwal氏は、このテーマについて、次のように述べています。(以下、Digital Inspirationより引用)
先日、DropboxをCDN(コンテンツデリバリネットワーク)として使って、WordPressサイトの静的コンテンツをホスティングする方法(英文)を紹介した。CDNを利用することでウェブサイトのパフォーマンスが改善し、いくつかのファイルがDropboxから供給されるので、独自ウェブサーバーの帯域幅の要件を下げられるだろう。
Dropboxは、無料ストレージだと2.5GBなので、ほとんどのウェブサイトなら、画像、CSS、その他静的ファイルをホスティングするには十分だ。しかし、Dropboxの「Public Folder」の帯域幅制限には留意しなければならない。
トラフィックが少ないウェブサイトであれば、この方法でも問題はないだろうが、そうでなければ、Dropboxをファイルホスティングサービスとして使うのは、妙案ではないかもしれない。なぜなら、Dropboxは、「Public Folder」のファイルに一定の帯域幅制限を設けているからだ。この制限を超えてしまうと、「Public Folder」にあるファイルのURLは一時的に無効となり、「404 error」のエラー表示が出てしまう。
Dropboxのユーザサポート(英文)によると、無償アカウントでは、日あたり10GBを超える帯域幅は使えない。同様に、有償アカウントでも、日あたり250GBの制限がある。ファイルが制限を超えると、リンクは自動的に中止される。
一方、Dropboxにホスティングするウェブサイトがあるとして、このページの画像、CSS、その他すべての静的ファイルは、400KBほど。つまり、Dropboxの制限内に収めようとすると、一日あたり25,000インプレッション未満にしなければならない。もし、他のウェブサイトが、自分のサイトにあるコンテンツにリンクをつけたら、この制限をすぐ超えてしまう。
いかがでしたか? お役に立てれば、光栄です。
米Lifehacker編集部より
Bandwidth Limits in Dropbox [Digital Inspiration]
Amit Agarwal(原文/訳:松岡由希子)
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