辛いものに強くなるための食べ方6つ
- カテゴリー:
- HEALTH

香辛料には食欲を刺激する効果があり、辛いものを食べて汗をかくことで、体温を下げるという利点もあるそうです。とはいえ、辛い系フードへの耐性は、ヒトによって違うもの。こちらでは、辛い食べ物に強くなるちょっとした方法を、ご紹介しましょう。
フード系ブログメディア「Serious Eats」では、辛さに徐々に慣れていくためのコツとして、以下の6点を挙げています。
1: 「少しづつ」からはじめる黒コショウを少し振ってみる、唐辛子をスープに加えてみるなど、少量からスタートさせよう。ケチャップを使うときに、タバスコを数滴一緒にたらすのもグー。
2: 食べ物をじっくり味わう食べ物の味や香りを大事にすること。香辛料をたくさん使いすぎるのはNG。少量のほうが、本来の味が引き立つ。また、複数のスパイスをあれこれと振りかける前に、まずは一種類だけ加えて、味見しよう。
3: 辛さレベルは徐々に上げる辛さレベルは徐々に上げていく。初心者は、いきなりハラペーニョ(jalapeno)やセラーノ(serrano)のような、激辛唐辛子に挑戦するのではなく、比較的マイルドなポブラーノ(Poblano)や、キューバネール(Cubanelle)からスタートするのがオススメ。
4: 「辛味」はお好みで調節できるようにするお好みの辛さレベルは、人によって様々。スパイシーなソースやサルサソースなどは、サイドに添えておき、好みに応じて、量を調節できるようにするのが望ましい。
5: カラダを冷ます食材を加えて辛さをマイルドに辛い系フードには、体を冷ます素材を加えるのがコツ。少量の牛乳やサワークリームなど、乳製品を少し加えると、辛さがマイルドになる。ココナツミルク入りの辛い系アジアンフードや、インド料理・メキシカン料理に、コリアンダーやライムがつきものなのも、その例。
6: 無理しない辛い食べ物は、人によっては胃を荒らすこともある。辛いものを食べたあと、頻繁にお腹を壊す人は、体質に合っていないのかも。このような場合は、辛い系フードは避けたほうがよい。
辛い系ソースは、スーパーや輸入食材店で、多種多様に売られていますが、自分の好みに合わせて自作するのも、一法ですよ。いまや超品薄で、スーパーではなかなか買えない「ラー油」の作り方や、甘酸っぱ辛いアジアンソース「シラチャーチリソース」のレシピなども、参考にしてみてくださいね。
6 Ways to Build Your Spicy Food Tolerance
[Serious Eats]Image: Africa Studio/Shutterstock.com
Kevin Purdy(原文)
訳:松岡由希子