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ベスト・オブ・ザ・スーパー・メディアプレイヤー2010

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ビデオプレイヤーやオーディオプレイヤーを起動する際、ダブルクリックしたら、すぐに起動・再生してほしいものです。制作者も、速い起動・再生、そして多くのファイル形式への対応を実現すべく、日々努力しています。ユーザーからすると、単純なリクエストなのですが、作り手からすると、なかなか難しいようです。

ユーザーは、自分が使用しているプレイヤーが一番速く、かつ多形式に対応していると思いたいものです。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?そんな疑問を解消すべく、TechRadarがメディアプレイヤートーナメントを開催。16のプレイヤーを対象に、よく使用される各ファイル形式(MPEG-2、MOV、XviD、AVI、WMV、MP3、WMA)をダブルクリックし、起動から再生までの時間を計測、さらにCPUとRAMの使用率を計測しました

米ライフハッカーがプッシュしているVLC Media PlayerMedia Player Classic、そして米ライフハッカーが最近愛し方を見出したWindows media Player(英文記事)も参戦。

16のメディアプレイヤーがリングに入ェり、1つのメディアプレイヤーだけが出てくる、わけではないですが...。メディアプレイヤーの中のメディアプレイヤー、出てこいやっ!!

■ルール

使用PC:4GB RAM、2.2GHz Intel Core 2 Duo E4500 CPUのWindows Vista

使用ファイル:2GBのXviD AVI file、1GBのMPEG-2クリップ、512MBのWMVビデオ、200MBのMOVクリップ、173MBのMP3、14MBのWMAオーディオファイル

各ファイルを同じフィルター、コーデック、システム環境で開く。各プレイヤーで5回ずつ開き、起動から再生までの最速値を出す(5回行うのは、キャッシュを考慮して)。

さらに、再生中のCPUとRAMの使用率をProcess Hackerで計測。プログラムが複数のモジュールを要求した場合(SMPlayerがMPlayerのフロントエンドになるなど)は、両方を計測。

パフォーマンスを上げるための設定は、一切行っていない(ビジュアルの非表示など)ため、通常インストール時のパフォーマンスの差が、勝敗を分けます(設定をいじれば、各プレイヤーのパフォーマンスは向上するかも)。

※ 今回は、起動・再生の速度に重点を置いています。

■各試合結果

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起動時間(秒)は、VLC Media Playerが最速

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CPU使用率(%)は、KMPlayerが最少

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RAM要求率(MB)は、Total Video Playerが最少

※注 全テストファイルが再生できたわけではありません。グラフは、あくまでも参考としてください。

結果を見て驚いたのが、Windows Media Playerのパフォーマンスが、評判ほど悪くなかったこと。Windows起動時にいくつかのコンポーネントは、事前にロードされているとはいえ、悪くない数値が出ました。

他のプレイヤーでは、Media Player Classic Home Cinemaが用意したMOVにおいて、33MBしかRAMを消費しませんでした。対して、KMPlayerでは144MBを消費。しかし、MPEG-2においてKMPlayerは、CPU使用率がわずか6%という素晴らしい数値(CinePlayは28%)です。

起動・再生時間に重点を置くと、優秀なプレイヤーは絞られます。GOM PlayerKMPlayerMedia Player Home Classic CinemaSMPlayerVLC Media PlayerZoom Player Professionalの6つです。

どれも素晴らしいプレイヤーなのですが、中でも突出していたのがVLC Media Player。CPU使用率の平均は、MPEGファイルで高い数値(28.5%)が出たために少々高いですが、その起動速度の速さは、ずば抜けていました。GOM Playerが唯一対抗しうる力を見せましたが、速度で他のプレイヤーを圧倒した「VLC Player」がベスト・オブ・ザ・メディア・プレイヤー2010優勝者に決定ッッッ!!!

[Techradar]

Kevin Purdy (原文/訳:松井亮太)

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