特集
カテゴリー
タグ
メディア

さほど負担にならずローンの早期完済につなげるコツは「切り上げ方式」

米ファイナンス系ブログメディア「The Simple Dollar」では、実際のシミュレーションを示し、返済額を「切り上げる」ことで、返済額の節約になると勧めています。

例えば、住宅購入に固定金利5%、30年返済で15万ドルのローンを組んだ場合、毎月の返済額は805.23ドル。これを、Bankrate.comのシミュレーションツールを使って、以下の3つのケースでシミュレーション計算してみると...

  1. 小数点以下を切り上げる場合

    小数点以下を切り上げると、月の返済額は806ドルになり、毎月0.77ドルづつ、繰上げ返済することになる。こうすると、最終の返済額は165.16ドルに。ローン全体で363.64ドルを節約できる。

  2. 一の位を切り上げる場合

    一の位を切り上げると、月の返済額は810ドルになり、毎月4.77ドルづつ、繰上げ返済することになる。こうすると、4ヶ月早くローンを完済でき、最終の返済額は112.15ドルとなる。ローン全体で2,220.67ドルを節約できる。

  3. 十の位を切り上げる場合

    十の位を切り上げると、月の返済額は900ドルになり、毎月94.77ドルづつ、繰上げ返済することになる。こうすると、6年4ヶ月早くローンを完済でき、最終の返済額はたったの2.95ドル。ローン全体では34,605.19ドルもの節約に。

このように「切り上げ方式」は、ローン返済の節約につながるのはもちろん、メンタル面での利点もあるそう。まず、計算がカンタンになり、マネー管理がしやすくなること。また、「予定より前倒しで返済している」という実感がもてること。さらに、1回ごとでみると、繰上げ返済の金額は小さいので、負担感なく続けられるのもメリットとのことです。

この方法は、ローン返済だけでなく、貯蓄にも応用できそうですね。これまでの毎月の定期的な貯金額を「切り上げる」だけで、知らず知らずのうちに貯金を増やすことができるかも。ご自身のマネー計画の見直しに、ぜひ参考にしてみてください。

Rounding Up Debt Payments: Does It Really Help? [The Simple Dollar]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:松岡由希子)

swiper-button-prev
swiper-button-next