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IEをChrome化するプラグイン『Google Chrome Frame』

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他のブラウザよりも技術的な課題が多いものの、依然としてメジャーであり続ける『Internet Explorer』。なんとこれを『Google Chrome』にシレっと変えちゃおうという新しいブラウザプラグイン『Google Chrome Frame』がリリースされました。

Google Chrome Frame』は、Internet ExplorerとGoogle Chromeを結合させ、Google Chromeのレンダリングエンジンを使ってIEのウェブページを動かすというプラグイン。JavaScriptエンジンもChromeのものを使うため、Webアプリケーションの動作が速くなるという効果もあります。IEの中にChromeブラウザが埋め込まれた新しいフレームを作るという仕組みになっており、米Lifehacker過去記事「Coral IE Tab Displays IE-Only Sites in Firefox(IEのみのサイトをFirefoxでも表示できるツール『Coral IE Tab』)」と同様、このプラグインを使えば、IEでしか見られないウェブサイトをGoogle Chromeでも閲覧できるのもいいですね。詳しくは冒頭の動画も合わせてどうぞ。

もちろん単純に考えれば、「こんなプラグインを使わなくても、Google Chromeに変えればいいじゃない」と言いたいところですが、このプラグインが想定しているのは、IEを標準ブラウザとしているオフィスユースのPC。標準ソフト以外のインストールしている企業のPCでもGoogle Chromeを使えるようにしようという試みだそうです。このプラグインを利用する際、ユーザ側は特段何もする必要はありませんが、Web開発者側では、IEのレンダリング処理時にGoogle Chrome Frameを有効化するため、各Webページに以下のようなタグの埋め込みが必要とのことです。

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Google Chrome Frame』は無償のプラグインソフト。現在はまだテスト版だそうです。Windows Vista/XP SP2のOSに対応し、IEはバージョン6・7・8への対応です。

将来的には「標準ブラウザはIE」という時代そのものが終わる可能性もありますが、当座の課題を解消する手段としては便利なプラグインといえるでしょう。IE上でGoogle Chromeを使ってみたい方はお試しくださいね。

Google Chrome Frame [Google Code via Ars Technica]

Adam Pash(原文/松岡由希子)

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