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「未来へ向かう」「未来がやってくる」という考え方の差が、怒りっぽさにも影響する

ライフハッカー過去記事「利き手によって、脳の認知プロセスが異なるらしい」では、認知と利き手との関連について述べましたが、今回はその続編。英心理学ソサエティ(British Psychological Society)によると、時間に対する認知の仕方が怒りっぽさに影響するのだそうです。

ある実験で、被験者に「もともと水曜日に予定していた会議を『金曜日』・『次週の月曜日』のいずれに延期すべきか?」と尋ねたところ、「金曜日」と回答した人は「月曜日」と回答した人よりも"せっかち"で怒りっぽい人が多かったそうです。

さらに、両者には時間への捉え方に大きな違いがありました。「金曜日派」は時間を「自分が時間を移動している」と捉えている一方、月曜日派はより受け身的で、「時間が自分に向かって進んでくる」と認知していたそう。研究者の考察によると、時間を移動していると捉えることが怒りの感情を引き出しやすいのだとか。

また、別の実験でも同じ傾向が見られました。62名の学生を対象に同じ質問をしたところ、「金曜日のほうがよい」と回答したのは、やはり怒りっぽいタイプの人が多かったそうで、彼らも同様に「会議の日が自分近づいてくる」と感じるよりもむしろ「自分が会議の日に近づいている」と捉えていたそうです。

この説の真偽についてはまだ断定できませんし、「金曜日派」「月曜日派」に良し悪しがあるわけでもありませんが、時間という抽象的な概念への受け取り方がヒトの感情と関連しているという点は興味深いですね。ちなみに訳者は"金曜日派"でした。確かに、思い当たるフシがあるような...。

皆さんはどっち派ですか?コメントで共有してくださいね。

Surprising Links Between Anger and Time [Research Digest Blog via Boing Boing]

Azadeh Ensha(原文/松岡由希子)

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