しかし、「よし閉まった!」と思ったら、酒蒸し中のあさりよろしく開いてしまうような、旅行や出張のパッキング(荷造り)に、もう恐がることはありません! ウェブサイト「The Art of Manliness」のパッキングに関するガイド記事で、シワになりにくい衣類のたたみ方について写真でわかりやすく手順を解説しています。旅立つ前の準備の一環として、米lifehackerの過去記事と合わせてどうぞ。
大切なのは、たたむ衣類の順番です。仕立ての大きいシワになりやすいものを一番外側にして、束ねて包むように畳むのがポイント。折り目を少なく大きくたたむと余分なシワが出来ず、シワシワを最小限に抑えることができるそうです。以下にネタもとから2つの方法をピックアップしてみます:交互に折りたたむ方法折り目の間に、服をもう1着置くことによって、しわができるのを防ぐことができます。
ドレスシャツ1枚、スラックス1本、ネクタイ、Tシャツ数枚の場合:
- ドレスシャツの最上段、中央、最下段の3つのボタンを留める
- 平らなところにシャツを裏返しに置く。肩幅の中ほど(襟元から約2.5センチが目安)を指で押さえ、そこを中心に身頃を真ん中の中心線に向かって折り返す。両サイドのラインが裾までまっすぐ、シャツの中心軸と平行になるように袖の付け根から袖を折り曲げる。左右対称になるよう反対側も同じ手順で折りたたむ。画像のようになればOK
- シャツの衿とネクタイの幅の狭い方の端を合わせ、シャツに沿うようネクタイを置く。前もって畳んだTシャツの端(サイドライン)をシャツの折りたい位置に合わせ、横向きに重ねる
- 衿の方を持ってシャツ&ネクタイをTシャツを包むように折り重ねる。はみ出ているネクタイを前身頃の方に折り返し、たたみ上がりが四角形になるよう整える。画像のようになればシャツは完了
- 次はスラックス。折り目に沿ってたてに2つ折にしたパンツを平らなところに置く。シャツの時と同じように折りたい箇所にTシャツを置き、裾の方をTシャツの上に折る
- 折り重ねたパンツの上にもうひとつTシャツを置き、パンツのはみ出した部分をTシャツの上に折り込む(このステップはお好みで省いてもOK)
- パンツをひっくり返す。更にTシャツを置き、被さるようウエスト部分を裾の方に折り曲げたら出来上がり。各々の折り目の間にTシャツが挟まれているという感じになればよし。折り畳むのは3回を限度にすること
折り畳む&丸めるを組み合わせる方法こちらのテクは伝統的です。
- Tシャツ、下着、ジーンズ、コットン素材のスラックスなどシワになりにくい衣類を丸める
- シワにしたくないのものは折り畳む (例)スラックス、ドレスシャツ、燕尾服のような正装系etc.
- くるくる丸めた衣類をバッグの底に並べ、折り畳んだ衣類は上部に置く
- 靴、靴下、ポーチなどはバッグの側面に入れる
パッキングのスピードをあげたい人は、「ワイシャツを簡単にたためる4つのステップ(動画あり)」や米Lifehacker過去記事「2秒でTシャツをたたむコツ(元ネタは伊東家の食卓)」も参考にしてください。
旅の達人、荷造り上手ならではのパッキング術などありましたら、コメントで教えてください。
How to Pack a Bag [The Art of Manliness]
Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)
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