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ジーナ・トラパーニが語る「Google Wave他、4つの新ツールの展望」

このところ、GoogleマイクロソフトAppleと相次いで新しいツールを発表していますね。元米lifehacker編集長のジーナが、その中から近々流行りそうなものを4つ選んで紹介しています。

Google Wave

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Google Waveはやっぱり群を抜いていますよね。 斬新なメッセージ送信のプラットフォームでは、メール、Wiki、IM、ブログ形式のコメント、更新履歴、バージョンコントロール、文書の編集などを、Ajaxで一つのアプリにしていまいました。

また、HTML 5のサポートにより、いろいろなことが可能になっています。たとえば、相手がタイプすると同時に、あなたが見ているブラウザにメッセージ表示、Waveでの履歴、相手がカーソルを動かすのまで見えるというライブコラボレーション、文脈を考えたスペルチェックなどです。詳しくはこの動画を見るとわかるのですが、ちょっと長いので、lifehackerではポイントをまとめてみました。

GmailやGoogle Mapのように、Waveはウェブアプリケーションの常識を覆すことをやってくれそうです。その結果、デスクトップやハンドセットで使うブラウザに対する私たちの期待も、もっと大きくなることでしょう。まだ一般公開はされていないのですが、いいレビューが出ていますよ(Cnet Japanによるデモのフォトレビューはこちら)。

Google Waveは現段階では、招待制のプレビューですが、今年中には一般向けにリリースされるそうです。FirefoxやChrome、Androidのように、Waveはオープンソースで拡張可能です。WaveのサーバーはGoogleのものでなくてもよく、自分のサーバー内にインストールすることもできます。

Windows 7

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WindowsはVistaから奇跡の復活を遂げ、Windows 7を発表しました。ジーナは、「マイクロソフトの過去の失敗をこき下ろすのは楽しいから言っているわけではないけれど、Windows 7は究極のところまでオペレーティングシステムを引き上げるまではいっていないが、改良が見られるし、未来は明るい」と評しています。

Windows 7は、将来的に、マルチタッチデバイスと小さいノートパソコンに対応できるビジュアルフィーチャーを備えています。Windows 7は、より速く、より軽量のOSなので、パワーの少ないノートパソコンや、タッチスクリーンモニターやタブレットPC向けです(米lifehackerではまだ、Windows 7がマルチタッチでどのくらい動くかを試してみてはいないのですが、現段階では不完全だというレビューがあります)。マルチタスキングと、プレビュー、複数のウインドウを管理するという点では、ワイドスクリーンとデュアルモニターユーザーは、Windows 7のタスクバーとAero Peekに満足することでしょう。

Windows 7は10月22日にリリースされますが、RC版はフリーでダウンロードすることができます。試してみたい人はぜひ、ライフハッカー[日本版]のこの記事を参考にしてください。

Snow Leopard

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こちらは、Windows 7ほどの大変身は遂げていませんが、Appleも将来のOSの形を見据えた改良をしています。Mac OS X v10.6 Snow Leopardは、Leopardからのアップグレードの場合は29ドルと低価格になっています。ディスク容量はLeopardの半分で、スタートアップとシャットダウンにかかる時間が短くなっています。また、64ビットコンピューティング対応なので、Macのメモリをより効率的に使うことができます。

Snow Leopardには、Microsoft Exchangeへのサポートがあるので、iPhoneのアドレス帳からデータを持ってきた場合には、位置情報も共に検出されます。また、Windows 7のタスクバーとAero Peekに引けを取らず、Mac DocへのExposé機能を使ってデスクトップのウインドウの整理を簡単にすることができます。この秋のアップグレードするとどうなるかということについては、こちらの記事(英語)を参考にしてください。

iPhone 3GSとスマートフォンの戦争

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毎年のように、新しい機能が加わったスマートフォンが発表されていて、ユーザーからすると、買ってしまうとお金がきついし、かといって買わないと、使ってみたくてイライラしてしまいますよね。なんだかんだいって、アメリカではやっぱりAppleがiPhoneでスマートフォン市場をリードしているのですが(iPhone 3G Sも発表されましたしね)、Palm PreとHTCのAndroidも負けてはいません。

落ち着いてよく考えてみると、スマートフォンが私たちにもたらす恩恵はすごいものがありますよね。電話機能に加えて、メール、GPS、eBookリーダー、iPod、カメラ、ビデオ、デバイスの編集、これらを補完するアプリの数々。Snow Leopardのように、iPhone 3GSは軽量で、動きが速くなっています。このスマートフォン戦争が続けば、Macタブレットも近々出てくるかもしれませんね。

一連の動きをどう読む?

今回発表したプロダクトに共通するのは、より速く、スムーズなクラウドコンピューティングを、デスクトップで経験させようとする、ということです。ChromeやSafari 4でも、その傾向がありますよね。次世代のスタンダード(HTML 5)や、よりパワフルなハードウェアのサポート(64ビットアーキテクチャ)、ネットブックやタッチスクリーンといったポータブルデバイスが、一連の動きをサポートしていきそうです。位置情報の検出がデスクトップやスマートフォンにおいて発達し、拡張性が上がっていく、ということは、テッキーなユーザーとしては楽しみな未来がやってくる、ということかもしれませんね。

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この他、読者の気になる新ツールがあったら、コメント欄で教えてくださいね。

Gina Trapani(原文/訳:山内純子)

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