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開発者向けのプレビュー版Snow Leopardを早速検証!

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今年9月に発売予定のMac OS X 10.6「Snow Leopard」。米では10.5「Leopard」のユーザーには29ドルでアップグレードできるそうです(日本のAppleのサイトでLeopardユーザーへの説明をみると「Mac OS X v10.6 Snow Leopardをご購入ください」となっています。Up-To-Dateプログラム対象機種を購入していれば980円でユキヒョウが買えます。)

でも、「やっぱり初期ロットはバグが怖いよー」「新機能はそんなに使わない気もする」と躊躇する人がいるのは、洋の東西を問わない模様です。そんな方たちのための人柱として名高い米lifehackerでは先日のWWDCでデベロッパー向けに配布されたSnow Leopardのプレビュー版をMacBook(15インチ/2.16GHz/RAMは3GB)に早速インストール。グレードアップしたとされる機能をチェックしてみました。もちろんまだ発売前のプレビュー版ですから、「むむむ、これはちと微妙か?」と思う箇所もあるかもしれませんが、発売時までに改善されていることを期待しながらご覧アレ。

起動とシャットダウンのスピード

公式ページでは「スリープ状態からの復帰、Wi-Fiへの接続、シャットダウンの速度、いずれもスピードアップ」と謳われています。いずれも使用のたびにかかってしまう時間だから、短いに越したことはないですね。同じマシンで比較したところ確かにSnow Leopardのほうが早い結果が出ました。

Leopard(10.5.7):

起動時間:52秒

シャットダウン時間:29秒

Snow Leopard
(Developer Preview, Build 10A380, WWDC edition):

起動時間:45秒

シャットダウン時間:10秒

※6回の計測の平均値

システムのダウンサイジング

090618snowleopard6gb.jpg
公式サイトでは、前バージョンと比較して約6GBもHDD容量が節約できるということでしたが、Snow Leopardをクリーンインストールしたところ、その差は2.6GB。そこまでは節約できてませんでしたね。

Leopard(10.5.7):/System/:4.4GB /Library/:6.99GB /Applications/:6.99GB

合計:4.4 6.99 6.99 = 18.38GB

Snow Leopard(Developer Preview, Build 10A380, WWDC edition):/System/:4.3GB /Library/:4.73GB /Applications/:6.75GB

合計:4.3 4.73 6.75 = 15.78GB

差:2.6GB

Finder

「全面的に刷新した」と誇らしげにAppleはアナウンスしていた、Snow LeopardのFinder。新しいコードを使いたい開発者にとってはイイ話かもしれませんが、大多数のユーザーにとっては「いまでのFinderと、一体どこが違うんだい?」と思うようなものでしょう。今回のレビューでもっとも私(Gina)が失望した点です。ま、今まさにAppleの中の人が「全面刷新中」にいそしんでいるのかもしれませんけどね。製品版に期待しましょう。下の動画では最大512×512pixelまで拡大できるドデカアイコンと、アイコンでのPDF書類・動画プレビューの様子をどうぞ。

Stacksのスクロールとブラウザ機能強化

Leopardで実装された「Stacks」のファンだったら、強化されたSnow LeopardのStacksはお気に入り機能になるでしょう。Stacksのポップアップがスクロール可能になり、フォルダの頭文字をタイプすれば該当するフォルダを選択できます。グリグリ動く様子は上の動画で。

メニューバーの新機能

Snow Leopardの新機能は「すごい!」と思わせる派手なものばかりではありません。地味ながらも、かゆい所に手を届かせてくれるカスタマイズ機能も随所にありますよ。

090618Wi-Fisignalstrength.jpg

※クリックで拡大
新しいAirPortのドロップダウンメニュー:Macが拾っている信号の強さとセキュリティの有無が一覧で確認できます。未完成版の機能とは言えブロードバンド以外の信号もちゃんと表示してました。


090618showdate.jpg

※クリックで拡大
日付と時刻:以前紹介したようなハックを使わなくても「Show Date」(日付だけ表示)も選べます。


090618checkbattery.jpg

※クリックで拡大
GinaのMacBookはバッテリーに難ありで、バッテリー容量低下のアラートが出るまえに電源を落としていました。Snow Leopardではメニューバーの電池アイコンポップアップに「Check Battery」がついています。これを見れば、アラートが出るまで待たなくても、充電池の状況がチェックできます。


QuickTime10のビデオ録画&編集機能

多機能化するQuickTimeはとうとうiMovieの領域まで陣地を広げてきました。WWDCのSnow Leopardプレビューでは登場しなかったQuickTime10の録画機能・編集・YouTubeへの公開機能が動画でアップされています(あのポップなアイコンの無いバージョンではありますが)。

iSightで写した動画や、画面全体の動画をQuickTimeで録画している様子。「Share on YouTube」ボタンで共有を試みましたが「Processing Video」のポップアップが出てとまってしまいました。この動画は『Jing』でアップしました。

QuickTimeでの動画編集シーン。従来版でもトリミングはできましたが、サムネイルを見ながら作業できるようになっています。iMovieのタイムライン編集の簡易版、といった印象。Ginaも気に入ったらしく、愛犬動画を編集しています。

ExposéとDockの統合はまだ未完成?

私のMacを不安定にさせながら、Snow Leopardのレビューをしてきましたが、最後の最後に最大のガッカリポイントがありました。Snow Leopardのウリの一つ「DockからExpose'を起動」がまだ有効ではなかったのです(もちろん、プレビュー版だからですけどね。でもガッカリ)。この機能はWindows 7のAeroPeekに対する、Apple総本山(クパティーノ)の回答というべきもの。絶対スクリーンショットを撮ろうと思っていたのに...。次善の策として、WWDCでのデモ動画を置いておきます。

Safari 4Microsoft Exchangeサポートについては今回触れませんでしたが、29ドルの価格に値するかそれ以上のものはあると思います(Snow Leopardプレビュー版のインストールにはFireWireディスクが必要とのこと。ここを見て参照しました)。Mac Develop Programのアカウントをお持ちの人はMac Dev Centerからダウンロードを。日本の開発者からのコメントもぜひ書き込んでくださいね!

Gina Trapani(原文/訳:常山剛)

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