Q : まとめ買いは本当におトクか?
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スーパーの野菜袋詰めセールから、洋服屋さんの「ボトムス3本で割引価格」、靴屋さんの「1足買うと2足目が半額」セールまで、業種問わず「まとめ買い」は消費者の節約ゴコロをくすぐり続けていますね。
ところで、「まとめ買いがおトク」というのは本当でしょうか? また、この法則に当てはまる商品とそうでない商品の違いとは何でしょう?
お馴染みの米ファイナンスブログメディア「Get Rich Slowly」では、意外に深い、この問いについて議論されています。
筆者J.D.さんは、「ワインのまとめ買いは得である一方、PCの買い溜めは、決して得ではない」ことが自明だとして、「この違いは何なのか? どのような基準で前者、後者に分けられるのか?」と、考察していますね。
食料や燃料、紙などの「消耗材」。また、自動車、家電、PCなどの「耐久消費財」。その如何によって、まとめ買いに適するものか否かを判断するのが基本だとのこと。特に、電気機器は、技術の進歩が早く、現機種もすぐ廃れるため、原則としてまとめ買いには適しないそうです。
ただし、耐久消費財であっても、靴や化粧品のように自分にピッタリフィットするものを容易に入手しづらい商品や、オーディオ機器や家電のように最新機器が必ずしも個々の好みやこだわりを満たすとは限らない商品については、また話が別。気に入ったものに出会ったときに、まとめて買っておくのもひとつの方法のようです。
厳密に計算しないと、はっきりとした結果は導かれないような気がしますが、そういうの考えてみた方いますか?
When Does It Make Sense to Stock Up? [Get Rich Slowly]
Adam Pash(原文/松岡由希子)
¥ 2,835
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