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音のわからない男が高級イヤホンを買うとどうなるか?

こんにちは。ココロ社と申します。

音の違いがあんまりわからないオッサンです。

最近、いいお値段のイヤホンが市場に出回っていますよね。気になってはいたのですが、「いやいや、ええ金払って、断線とかしたら号泣するやろ」「ああいうのはクラッシックとかそういう音の良し悪しを気にする人が買うものでしょ」などと思うことで購入を避け続けていたのですが、ある日ふと思い立ち、ちょっと高いイヤホンを買ってみたので体感レポートを書かせていただきます。

高いイヤホン購入を納得させるライフハック

まず、「高いイヤホンを購入を自分自身に納得させるにはどうするか」についてお話ししなくてはなりません。わたしの場合、端的に言うと、いい布団を買うのと同じロジックで自分自身と戦いました。「人生の三分の一はベッドの上で過ごすのに、ギーギー言うような安物のでいいのですか?」的な売り文句がありますが、イヤホンも考えてみるとそうなのです。平日は家に帰ってきて寝るだけ。通勤途中でイヤホンで音楽を聞いたりするが、家のオーディオはあんまり使ってない。休みは休みで、お出かけしてしまうので、結局音楽は移動中に聞くことが多い―という暮らしにおいて、音楽のほとんどは、事実上、通勤などでの移動中に聞くことになるので、それを疎かにするわけにはいかないだろう、と何度も何度も自分に言い聞かせて購入意思を高めたのです。

そういわれると毎日手にするキーボードやマウスも、毎日目にするディスプレイも...と、Amazonへの無限ループに進みそうな右手をグッとこらえたところで、高級イヤホンレポート以下にてどうぞ。

サポートを気にしないのであれば、並行輸入品という手もアリ

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検討した上で最後に残ったのは、高いのに大人気で絶賛品薄中の、ゼンハイザーの「IE8」です。2ちゃんねるなどを見ていると、ヘッドホンみたいな音の広がり、というような意味のことが書いてあったのと、ネジで低音の出を調整できて、低音がいっぱい出るというところ、さらに、断線した場合にも、ケーブルを別売りで取り付けられるようになっています。なお、このIE8、普通に買うと、なかなかいいお値段で、家電量販店で買うと4万円以上します。たとえばヨドバシカメラの西新宿店などでは、他の製品も含め試聴できるので、失敗しないための保険と考えればよいのかもしれませんし、アマゾンもまあ、最安値に近い値段で売っているのでポチっとしてしまおうかしら...とか思っていたら、2ちゃんねるのゼンハイザースレッドで「サウンドハウスがマジで衝撃特価」という書きこみを発見、見てみたら、なんと22800イェンです。ただしこれは並行輸入品なので、あんまりサポートとかは期待しない方がよさげですが、仕事でムシャクシャしたのもあって、ここで購入に踏み切りました。すぐ品切れになって、次回入荷は一説によると2カ月後とか...

なお、サウンドハウスはいつも素っ気ない梱包で荷物が届くのが一部に人気なので、注文された方はご注目ください。

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なんか原価ギリギリでやってる感が伝わってきて愛らしい!

あえて、違いが出にくそうなCDを使って比較してみました

わたしのよく聞くジャンルは、ニューディスコとかテクノなのですが、音のよさは気にしない、というか、DJミックスが主体なので、レコードをCDに落としたものを聞いていて、「原音を忠実に再現する」ことを考えているクラッシック好きな方にしてみたら怒られそうな状況なのですが、そういうジャンルでも違いが感じられるか?という観点で見ていきたいと思います。

なお、比較対象はKOSSのKEB/24です。有名なTHE PLUGの低音はそのままに、中高音がはっきり出るようになっている...のですが、やっぱり家でスピーカーから鳴らしている音に比べるとこもっている感じはします。家で使っているヘッドホン(SONY MDR-Z700)に比べても、音が団子状になっている感じがして、解像度が低い感じはしますが、これだけ低音が出て3000円以下というのがとても魅力的です。

今回、3枚のCDで比較しました(アマゾンで買えないものばかりですが、名盤中の名盤なのでどこかで見かけたら買ってみてください)。

だいたいこういうのってジャズとかクラッシックを使ってレポートするのですが、それは他に譲るとして、音質という概念がないCDで確認していきたいと思います。なお、低音は出れば出るほどいいと思っているのでIE8で全開にした上にさらにウォークマンのイコライザーもMAXにして聴いております。

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ElletronicaMeccanica/Beppe Loda

特にリマスターなどはしてなさそうなミックスCD。今は亡きCISCOのプレミアムCDです。イタリアのDJ、Beppe Lodaの86年のもので、ニューウェイブとエレクトロディスコを中心に選曲されています。おそらくレコードでDJしたのをカセットに録ってそれをCDに...っということで、ピュアからはほど遠い音のはずですが、それでも全然違います。音に広がりがあるし、シンセの音に明らかに艶が乗っているのが、違いのわからないオッサンにも実感できます。曲が切り替わるときに微妙に音質が変わるのもまるわかりなので、あんまりうまくないDJだとスムーズじゃない感じに聞こえるかもしれませんが、だったとしても十分に違いが実感できることはたしかです。

Das Testament/M.B.

いわゆるひとつのノイズというジャンルに属するM.B.ですが、もともと中低音中心で高音が不在なので、あまり違いが感じられません。ディレイに広がりが感じられますが、これで試聴したら、誰も高級イヤホンなんて買わないだろうなと思います。しかしイヤホンによってあんまり印象が変わらないというのはさすが、泣く子も黙るM.B.ですね...

Anthology 1990-1993/Pal Joey

NYハウスの大御所、Pal Joeyのベスト盤です。サンプラーとドラムマシーンにシンセ少々、という非常にシンプルかつローファイな構成。リリース順に曲が並んでいて、KEB/24では一様に聞こえるのですが、IE8だと、だんだん機材がよくなってきて、儲かってきて買い足したんだろうか...と思ってしまいます。使われているドラムマシーンの音がKEB/24よりも品がよくて聞き疲れがないです。

ちなみにSalsoul Orchestraなどの昔のディスコものだと、生のストリングスの情感が倍増する感じで、違いは歴然です。テクノでも、最近のリリースだとシンセの音がすごく鮮明に聞こえます。アナログシンセの分厚い音も十二分に体感できます。

テクノとかハウスって、音質に対する考え方がジャズやクラッシックにに比べて大雑把だと思うのですが、それでも音のグレードアップ感は十分にあります。「外にいるときでも家にいるときと変わらない音質で聴ける」というのがこんなに幸せだったとは...ウォークマンに入れるだけ入れてほったらかしにしていた曲も、ふと聞いてみるとすごくいい曲に聞こえるので、レコードやCDをたくさん持っている人ほどオススメです。ただ難点があるとすると、耳が肥えてしまって、音質が悪い音楽に耐えられなくなってしまうところですね。

ココロ社

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